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2ndKTFでの事故報告と今後の方針について
皆様こんにちは、普段より東北大学人力飛行部 Windnautsを応援して下さり誠にありがとうございます。
今回は10/3(日)に実施しました2ndKTFの際の事故の報告と、それに伴う今後の方針について報告させていただきます。

まず、事故内容としては、走行試験1本を終え、飛行試験3本目のとき機体が走行中に草地へ突入した際に前輪が地面にはまったことで機体が急減速し、機体前方が下がったことによって回転していたプロペラが地面と当たり、先端が破損しました。また、機体が急減速したことで機体の側を走っていたグラウンドクルーがフライングワイヤーに引っかかった、というものです。

この事故による機体の損傷状況としては以下が挙げられます。
・プロペラ先端部破損
・フライングワイヤーを前、下向きに押した事による翼桁に下曲げの衝撃荷重
・急停止により翼桁に前後方向の衝撃荷重
・フェアリングのフライングワイヤー貫通穴の拡大
・CW左側、前縁部プランクに凹み
ただ、今回の事故によってパイロットやグラウンドクルーを含め、怪我をした人はいませんでした。

次に、この事故の原因としては以下のことが考えられます。
・減速の判断にためらいがあり、減速コールが遅くなった
・地面状況(ぬかるみなど)の確認不足
・グラウンドクルーの注意不足
・事前確認不足

また、この事故に対する今後の方針としては、それぞれ以下のような対応を考えております。
・プロペラの破損
2019年度で使用した機体である「遙」のTF用プロペラを回転試験で使用可能か判断し、使用可能ならば今後のTFにおいて代用する
・翼桁
翼桁の荷重試験や、TFで走行試験を行うことで荷重に耐えうる証明とする

最後に、今回の事故は危険TFとして今後のTFに活かし、改善していく所存であります。
また、この事故の動画は公式Twitterの方でも共有させていただきますので、もし宜しければご査収下さい。



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