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活動再開その2
お久しぶりです、設計兼フェアリングパートリーダーです。


依然、強い余震の続く中ではありますが、製作が再開された機体の状況のことを少しお話しようかと思います。


現在、メンバーの殆どが仙台へ戻り、今年度機体「riih」のロールアウトに向けて製作を再開しています。先の震災によりスケジュールに大きな支障が生じ、入手が困難になっている部品もありますが、震災前に荷重試験を終えていたこと、地震による機体の破損が殆ど生じなかったことで、ロールアウトへの道筋が見えてきてきました。長期にわたり製作をできずにいたメンバーですが、機体完成への士気も高く、チームに活気が戻っています。ボランティア活動との並行や、一部ライフラインが復旧しない部員もいるため、完全に元通りの製作体制ではないものの、幸か不幸か、大学の授業開始も大幅に遅れていることで相殺されているといった感じです。

と、いうことで、今日は3月11日に半完成状態となったままだったフェアリングの試作機の送風試験を行いました。

その試作機がこれ



空力試験用のため、横窓が塞がれていたりと、暫定的な仕様ですが、今年のコンセプトはこんなシルエットです。

結果、十分にスムーズな気流を維持できていることや、換気性能の確認もできました。



なびいてます。いい感じです。


これを見ていると、みんな乗ってみたいもの。と、いうわけで乗りました(笑)自分の設計したフェアリングの狭さに驚きましたね。内側も丁寧に、快適に作らねばと改めて感じました。

ちなみに彼は今年のパイロット










ではなく、次期機体設計者です。食いしん坊です。おかしいな、かなり細いフェアリングなんだけどな・・・・・・。


今後もできるだけ早期のロールアウトに向けて努力していきたいと思います。


今日はこのへんで。


最後に、依然、避難生活等、非常に辛い生活を強いられている地域に一日も早く平穏な生活が戻ることを、東北地方に暖かい季節が訪れることを願っています。

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