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こんにちは、機体設計の桂です。

震災の影響で大幅に遅れていた機体製作ですが、メンバー全員の懸命な作業で5月下旬~6月頭あたりでのロールアウト&試験飛行開始が見えてきました。

ちなみに、今回の震災でも、機体のスペックに変更はありません。ロールアウトの遅れの中でも調整を容易にするための機速低下等も考えましたが、あくまで琵琶湖往復、40kmを目指す上で機体の性能低下を招く変更はあり得ないと判断しました。

と、いう話はさておき。


今日はコックピットに装着する背もたれ部の位置確認や、パイロットの搭乗姿勢の確認をしました。


パイロットの搭乗姿勢が寝そべっているおかげで昨年に比べて、低く、薄いコックピットです。フェアリングが付けばよく分かると思うのですが、歴代最もシャープなコックピットになるでしょう。車輪まわりの製作も終え、完成に向けて着々です。

お次は僕が製作を担当しているフェアリング。

パイロット周辺の部品の位置が決まり切らない中で設計面の困難がありましたが、製作は急ピッチで進んでいます。現在、殆どのパーツを作り終えており、今後は試験飛行開始にむけての仕上げや本番用の製作にかかっていきます。分かりにくいとは思いますが、写真をいくつか。

ノーズ付近。まだ未装着の部品もありますが。


これは空気の排出口まわりの部品。装着されると意外に目立つはずです。



ちなみに、発泡スチロールの部品を切りぬくと、使い道のない大きな残骸が発生します。特に大きくて、まるで看板のようなものに、メンバー数名に向けた刺激的なスローガンを書いて作業場に展示してみました。



なかなか好評で、怒りのあまり叩き割ろうとしたメンバーもいたとかいないとか、やっぱりいたとか・・・・・・。


幾多の困難に直面してきましたが、ロールアウトまであともうひと踏ん張り。焦らず、しかし急ピッチで努力していきます。

東北大学も年度開始した学部もあり、早くも作業場に見学に来てくれた新入生の姿もあります。新入生の方へ向けたアナウンス的な更新が部長があるみたいです。もしや僕の更新と前後してるかも?!鳥人間知ってる!とか、飛行機作ってみたい!という方、このホームページをちょくちょく覗いてもらえたら嬉しいです!

ではまた。
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