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大相貫報告&コックピット班進捗報告
 皆様、お久しぶりです。2019年度コックピット班パートリーダーの小林です。最近四十肩を発症したらしく左肩が水平より上に上がらなくなり、寄る年波には勝てないということを思い知らされてます。

 そんなことはさておき、僕たちコックピット班は去年の12月22日から27日までの6日間、大相貫を行っておりました。大相貫というのは今まで焼いてきたカーボンパイプの桁たちを接合して、コックピットの骨組みを作る作業のことです。今までCAD上であれこれ考えていただけのものがついに現実世界にその姿を現すので、設計した身としてはワクワクする一方、どこか間違ってたらどうしようとヒヤヒヤしながら作業をしてました。

 今年は線引きをしたMDFを机の上で水平にして、その上にジグを立て、桁を相貫した後、マイクロバルーンで固定といった流れで大相貫を進めていきました。例年はまずMDFを水平にした後に線引きをしていたのですが、今年は水平が崩れてしまうのを懸念して順序を逆にしました。どうでもいいですね。

 そうして出来上がったものがこちらになります。

 

 ただのカーボンパイプが人力飛行機のフレームとして組み上がっていくのを楽しめるのが大相貫の一番の醍醐味だと個人的に思います。大相貫中はほぼ毎日朝早く作業場に来て夜遅くに帰っていたのですが、あまり辛いとは思いませんでした。むしろちょっと楽しかったです。

 今年は大相貫が始まるまでに大相貫に必要なジグづくりを終えることができず、ちゃんと終わらせられるのか不安を抱えた状態で挑んだのですが、いざやってみると特に大きなミスもなく(一部ジグ立てをミスって桁がはまらなかったりジグを青葉山山中で落として紛失しかけたのは内緒)結構早く終わらせることができました。これもOBの皆様方、現役の方々の協力や応援があってのものだったと思います。本当にありがとうございました。

 今はフレームのマイクロバルーンをやすってその上にカーボンクロスを巻く作業をしています。一つの山場である大相貫は無事終えることができましたが、3月に行われる荷重試験に向けてやらなければならないことがまだまだたくさんあるのでこれからも一層頑張ります。


 その前に期末テストの勉強をしなければ…



2019年度コックピット班パートリーダー 小林 和輝
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