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桁焼きについて
皆さまこんにちは。
2回目のブログ登場となりました19代電装班長の庄子です。
2学年最後の試験が終わり(2月頭時点)、今日こそは思う存分休むぞ!食っちゃ寝生活万歳!と完全に脳内お花畑モードの私でしたが…

「あの 桁焼きの記事書いて欲しいです」

某氏からの直々の指名により桁焼きの記事担当になっていたことを布団の中で思い出しました。グッバイお花畑。

代替わり後の8月、まだ暑さの厳しい時期から桁焼きは始まりました。
桁焼きとは、一言でいえば「飛行機の骨となるカーボンパイプ(=桁)の製作」です。
Windnautsでは全体設計者による設計のもと桁の製作を自分たちの手で行っています。諸々の疲れからか「桁」の字がゲシュタルト崩壊してきたので一旦文字を離れて、実際の風景を見てみましょう。







裁断したプリプレグを積層していき、ピールやラッピングテープを巻いたら電熱線で加熱する、というように多くの工程を経てようやく桁が完成します。
その多くでゼロコンマミリ単位の精度が要求されるため、しばしば己の肉眼分解能との壮絶なバトルになります。私は負けてばっかりでしたが、中には肉眼分解能を超越したと思われる部員が現れることもあります。目に対物レンズでも付いているのでしょうか。

話は変わりまして、昨年の第41回鳥人間コンテストでの桁折れを受けて原因究明のために島津製作所様に桁の解析を依頼しました。
その結果、積層時の圧着不足やケブラー周囲での窪みによる強度の低下が考えられるとの事でした。まだまだ改善の余地があるという事です。

現在の進捗はというと、3月下旬に予定している1本を除き全ての桁が完成しました。
作業場ではそれらを用いて大きなパーツが完成しつつあります。自分たちが作ったパーツが飛行機として空を飛ぶことが待ち遠しいですね。

季節の変わり目は体調を崩しやすいですが、風邪やスギ花粉に気をつけて作業を進めていきたいと思います。鼻水ずるずる。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


庄子
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