皆様こんにちは。広報の千葉です。本日の更新が私の最後の担当となります。
最後の更新は三役からの言葉です。よろしくお願いします。
久しぶりです.今年度パイロットを務めました(務めるはずでした),釼持です.
活動再開が叶わぬまま大会の中止,そして引退が決定し,これまで自分が経験してきたことは全て幻だったのではないかと,たまに思うときがあります.というのも,この部活で過ごした2年間は本当に信じられないことばかりでした.入学前はまさか自分があのWindnautsに入るとは思っていませんでしたし,ましてそこでパイロットを任せてもらうなんてことは想像すらできませんでした.執行代になってからもしばらくは信じられなかったほどです.まだ21年ほどしか生きていませんが,この部活での2年間はこれまでの人生で最も貴重で,最も大切な2年間だったと,心からそう思います.個性的で才能豊かな仲間達と共にWindnautsの一員でいられたことは私の大きな自慢です.このような経験をさせてくれたこのチーム,そして同期のメンバー達には感謝しかありません.本当にありがとう.
さて,このような形での引退となった我々も当然つらい部分はありますが,ここからのスタートとなる次の代もまた,不安なこと,つらいことが数え切れないほどあるはずです.それでも,彼らならきっとそれを乗り越え,大きなことを成し遂げてくれると確信しています.そのために我々もできる限りのサポートをしていく所存ですが,同時に一番のWindnautsファンとして,今後の彼らの活躍を楽しみに見守っていきたいと思います.
最後になりますが,この1年間我々Windnautsを支えてくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます.本当にありがとうございました.まだまだ先の長いこの状況を乗り越えていくためには,今後も皆様のご協力が欠かせません.来年の夏,琵琶湖の舞台に戻れることを信じ,そして皆様に再び感動をお届けできますよう,現役生およびOB・OG一同全力を尽くして参りますので,今後ともWindnautsをよろしくお願いいたします.
2020年度パイロット 釼持優人
皆様、お久しぶりです。Windnautsの2020年度代表を務めておりました、萩田泰晴です。
早いもので7月ももうすぐ終わり、本来ならば今頃は鳥人間コンテスト2020が行われていたはずでした。先日ブログでも発表させていただいた通り、鳥コンが開催されるはずだった日に合わせて我々20代は形式上は引退し、私も代表ではなくなるわけですが、やはりどうも実感が湧きません。鳥コンに出場できていれば、現役最後という意気込みとプレッシャーに駆られつつ大会に臨み、大会後はこれまでいろいろあったなあと思いつつ、しみじみとした気持ちで引退していくものだと勝手に想像していましたが、そうもいかなくなってしまいました。悔しいというか、やるせない気持ちがあるのは確かですが、しかしだからといって今までの活動が無駄だったとは思っていません。
Windnautsでの活動を通じて、ものづくりの面白さや難しさを改めて感じるとともに、人と協力して何かを作り上げるというとても貴重な経験ができました。特に私は代表として、製作面だけでなく運営面でもチームをまとめる必要があり、部員との協力は不可欠でした。正直、周りの部員からは日々イジられてばかりであまり代表として扱われていた気はしませんでしたが(笑)、それでもなんだかんだで支えてくれたチームの仲間たちにはとても感謝しています。
また、代表として部内だけでなくチーム外の様々な方々とも関わる機会があり、そうした方々の支えがあってこそWindnautsの活動が成り立っているのだと実感しました。人力飛行機を作るということは、大学生の部活としては金銭面や環境面などで多くの制約があり、その中でも活動できていることを当たり前にしてはいけない、常に感謝の気持ちをもって活動に臨むべきなのだと強く実感しました。
このように代表としてWindnautsの良い面に、また改善すべき面にもいろいろ触れてきましたが、そのWindnautsを我々20代から次の21代に託すことになるわけです。私たちはOBという立場にはなりますが、今も製作は行えず、来年の鳥コンの動向も分からずで21代にとっても非常に大変な状況なので、彼らが少しでも不便や不安を感じずに活動できるようできる限りのサポートをしていきたいと思っています。
最後になりますが、これまで私たちの活動へのご支援、ご声援をいただいた方々に、心より感謝いたします。ありがとうございました。これからも東北大学Windnautsをどうぞよろしくお願いいたします。
2020年度代表 萩田泰晴
こんにちは。岡本脩吾です。20代で全体設計をしました。
まず、この一年でWindnautsの活動に関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。我々部員が集中して取り組める態勢がなければ、3月まで飛行機を造ることはできませんでした。ご支援にも関わらず、飛行機を鳥人間コンテストで、あるいはせめてグラウンドでも飛ばすという結果でお応えできなかったことを心苦しく思います。そして、いまだかつてない困難に直面する21代の活動へのご支援を、どうかよろしくお願いします。
僕はちょっとだけ航空機おたくのようなところがあるので、一機の飛行機の構想が自分の頭の中で起こり、(初歩的ながら)設計として輪郭を帯び、製作によって形になる…という過程にまさに立ち会うことができて、本当に幸福でした。自分が好きなことと自分に求められることがおおよそ一致していて、楽ではなかったのですが楽しい2年間でした。
鳥人間チームは、こうした過程を比較的簡単に経験でき(た気になれ)る稀有な環境だと思います。それだけに、設計・製作まで携わったのに、試験・飛行運用までを自分が手掛けることができないのは、この機体を受け継ぐ21代の後輩たちがどんなに優秀であってもきわめて悔しいことです。また、鳥人間コンテストで結果を出すという我々の思いが報われないことも空しく思います。
しかし、僕個人としては、今まで飛行機を見上げる側だったのが、飛行機を造って飛ばす者たちの世界をほんの少しだけ垣間見ることができた、という満足感を確かにもっています。設計者という立場でこそ見ることができた景色でした。この機会を与えてくれた20代に感謝しています。そして、他の20代の皆が、WNでの2年間で何らかの自信のようなものを得ていてくれたらいいな、と思います。
〇鳥人間コンテストがお好きな方へ
鳥人間コンテスト2020は、エントリーを表明していたチームをみると、本当に豪華な大会になったはずだと思います。人力プロペラ機部門では、伝説の社会人チームASの電撃復活が発表されました。学生チームでは、最強チームNの新ペラ、斬新なペラ配置に挑んだAc、再びフライングワイヤ化したW、変革の父が再来したA〇M…などなどおもしろい機体であふれていました。そしてあの最強社会人チームの新構造高速の新型機がとうとう出現するはずでした。滑空機部門も、T字尾翼になったQなど驚くような機体ばかりでした。観戦者として楽しみでしたし、この年に同じフィールドで競技できることに鳥人間として感激していました。そして、自分が設計した機体がその出場機(のはず)であることが本当にうれしかったです。
今年の大会は中止になってしまいましたが、鳥人間コンテスト2021に向け、我々含めすべてのチームが準備をしています。どうぞお楽しみに。その際はWindnautsの応援もよろしくお願いします。
〇すべてのチームの鳥人間OBの方へ
直接サポートしてくださったWNの先輩方、またアドバイスなど助力してくださった元所属チームを問わない数々のOBの皆様にお礼申し上げます。
いま、多くの学生鳥人間チームは、1年で1サイクルという特性ゆえにかなりの危機にあると思います。引退する20代は直接的に21代をサポートしなければなりませんが、それ以前の代の先輩のアドバイスも絶対に必要です。WNの21代のみならず、すべてのチームの現役へのプッシュ型の支援をどうかお願いします。
〇新入生・新鳥人間の方へ
大変な状況ですがご入学おめでとうございます。みなさんが作業場にきてくれるのを楽しみにしています。各チームには機体を設計する役職があります。飛行機が好きでたまらない方の挑戦お待ちしてます。
2020年度全体設計 岡本脩吾
これをもって20代執行代の活動は終了です。
次回からの更新は21代広報が担当いたします。
本年度は皆様、多大なるご支援ならびにご応援、本当にありがとうございました。
来年度も、東北大学人力飛行部は精力的に活動してまいりますので、変わらない応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
最後の更新は三役からの言葉です。よろしくお願いします。
久しぶりです.今年度パイロットを務めました(務めるはずでした),釼持です.
活動再開が叶わぬまま大会の中止,そして引退が決定し,これまで自分が経験してきたことは全て幻だったのではないかと,たまに思うときがあります.というのも,この部活で過ごした2年間は本当に信じられないことばかりでした.入学前はまさか自分があのWindnautsに入るとは思っていませんでしたし,ましてそこでパイロットを任せてもらうなんてことは想像すらできませんでした.執行代になってからもしばらくは信じられなかったほどです.まだ21年ほどしか生きていませんが,この部活での2年間はこれまでの人生で最も貴重で,最も大切な2年間だったと,心からそう思います.個性的で才能豊かな仲間達と共にWindnautsの一員でいられたことは私の大きな自慢です.このような経験をさせてくれたこのチーム,そして同期のメンバー達には感謝しかありません.本当にありがとう.
さて,このような形での引退となった我々も当然つらい部分はありますが,ここからのスタートとなる次の代もまた,不安なこと,つらいことが数え切れないほどあるはずです.それでも,彼らならきっとそれを乗り越え,大きなことを成し遂げてくれると確信しています.そのために我々もできる限りのサポートをしていく所存ですが,同時に一番のWindnautsファンとして,今後の彼らの活躍を楽しみに見守っていきたいと思います.
最後になりますが,この1年間我々Windnautsを支えてくださった多くの皆様に心より感謝申し上げます.本当にありがとうございました.まだまだ先の長いこの状況を乗り越えていくためには,今後も皆様のご協力が欠かせません.来年の夏,琵琶湖の舞台に戻れることを信じ,そして皆様に再び感動をお届けできますよう,現役生およびOB・OG一同全力を尽くして参りますので,今後ともWindnautsをよろしくお願いいたします.
2020年度パイロット 釼持優人
皆様、お久しぶりです。Windnautsの2020年度代表を務めておりました、萩田泰晴です。
早いもので7月ももうすぐ終わり、本来ならば今頃は鳥人間コンテスト2020が行われていたはずでした。先日ブログでも発表させていただいた通り、鳥コンが開催されるはずだった日に合わせて我々20代は形式上は引退し、私も代表ではなくなるわけですが、やはりどうも実感が湧きません。鳥コンに出場できていれば、現役最後という意気込みとプレッシャーに駆られつつ大会に臨み、大会後はこれまでいろいろあったなあと思いつつ、しみじみとした気持ちで引退していくものだと勝手に想像していましたが、そうもいかなくなってしまいました。悔しいというか、やるせない気持ちがあるのは確かですが、しかしだからといって今までの活動が無駄だったとは思っていません。
Windnautsでの活動を通じて、ものづくりの面白さや難しさを改めて感じるとともに、人と協力して何かを作り上げるというとても貴重な経験ができました。特に私は代表として、製作面だけでなく運営面でもチームをまとめる必要があり、部員との協力は不可欠でした。正直、周りの部員からは日々イジられてばかりであまり代表として扱われていた気はしませんでしたが(笑)、それでもなんだかんだで支えてくれたチームの仲間たちにはとても感謝しています。
また、代表として部内だけでなくチーム外の様々な方々とも関わる機会があり、そうした方々の支えがあってこそWindnautsの活動が成り立っているのだと実感しました。人力飛行機を作るということは、大学生の部活としては金銭面や環境面などで多くの制約があり、その中でも活動できていることを当たり前にしてはいけない、常に感謝の気持ちをもって活動に臨むべきなのだと強く実感しました。
このように代表としてWindnautsの良い面に、また改善すべき面にもいろいろ触れてきましたが、そのWindnautsを我々20代から次の21代に託すことになるわけです。私たちはOBという立場にはなりますが、今も製作は行えず、来年の鳥コンの動向も分からずで21代にとっても非常に大変な状況なので、彼らが少しでも不便や不安を感じずに活動できるようできる限りのサポートをしていきたいと思っています。
最後になりますが、これまで私たちの活動へのご支援、ご声援をいただいた方々に、心より感謝いたします。ありがとうございました。これからも東北大学Windnautsをどうぞよろしくお願いいたします。
2020年度代表 萩田泰晴
こんにちは。岡本脩吾です。20代で全体設計をしました。
まず、この一年でWindnautsの活動に関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。我々部員が集中して取り組める態勢がなければ、3月まで飛行機を造ることはできませんでした。ご支援にも関わらず、飛行機を鳥人間コンテストで、あるいはせめてグラウンドでも飛ばすという結果でお応えできなかったことを心苦しく思います。そして、いまだかつてない困難に直面する21代の活動へのご支援を、どうかよろしくお願いします。
僕はちょっとだけ航空機おたくのようなところがあるので、一機の飛行機の構想が自分の頭の中で起こり、(初歩的ながら)設計として輪郭を帯び、製作によって形になる…という過程にまさに立ち会うことができて、本当に幸福でした。自分が好きなことと自分に求められることがおおよそ一致していて、楽ではなかったのですが楽しい2年間でした。
鳥人間チームは、こうした過程を比較的簡単に経験でき(た気になれ)る稀有な環境だと思います。それだけに、設計・製作まで携わったのに、試験・飛行運用までを自分が手掛けることができないのは、この機体を受け継ぐ21代の後輩たちがどんなに優秀であってもきわめて悔しいことです。また、鳥人間コンテストで結果を出すという我々の思いが報われないことも空しく思います。
しかし、僕個人としては、今まで飛行機を見上げる側だったのが、飛行機を造って飛ばす者たちの世界をほんの少しだけ垣間見ることができた、という満足感を確かにもっています。設計者という立場でこそ見ることができた景色でした。この機会を与えてくれた20代に感謝しています。そして、他の20代の皆が、WNでの2年間で何らかの自信のようなものを得ていてくれたらいいな、と思います。
〇鳥人間コンテストがお好きな方へ
鳥人間コンテスト2020は、エントリーを表明していたチームをみると、本当に豪華な大会になったはずだと思います。人力プロペラ機部門では、伝説の社会人チームASの電撃復活が発表されました。学生チームでは、最強チームNの新ペラ、斬新なペラ配置に挑んだAc、再びフライングワイヤ化したW、変革の父が再来したA〇M…などなどおもしろい機体であふれていました。そしてあの最強社会人チームの新構造高速の新型機がとうとう出現するはずでした。滑空機部門も、T字尾翼になったQなど驚くような機体ばかりでした。観戦者として楽しみでしたし、この年に同じフィールドで競技できることに鳥人間として感激していました。そして、自分が設計した機体がその出場機(のはず)であることが本当にうれしかったです。
今年の大会は中止になってしまいましたが、鳥人間コンテスト2021に向け、我々含めすべてのチームが準備をしています。どうぞお楽しみに。その際はWindnautsの応援もよろしくお願いします。
〇すべてのチームの鳥人間OBの方へ
直接サポートしてくださったWNの先輩方、またアドバイスなど助力してくださった元所属チームを問わない数々のOBの皆様にお礼申し上げます。
いま、多くの学生鳥人間チームは、1年で1サイクルという特性ゆえにかなりの危機にあると思います。引退する20代は直接的に21代をサポートしなければなりませんが、それ以前の代の先輩のアドバイスも絶対に必要です。WNの21代のみならず、すべてのチームの現役へのプッシュ型の支援をどうかお願いします。
〇新入生・新鳥人間の方へ
大変な状況ですがご入学おめでとうございます。みなさんが作業場にきてくれるのを楽しみにしています。各チームには機体を設計する役職があります。飛行機が好きでたまらない方の挑戦お待ちしてます。
2020年度全体設計 岡本脩吾
これをもって20代執行代の活動は終了です。
次回からの更新は21代広報が担当いたします。
本年度は皆様、多大なるご支援ならびにご応援、本当にありがとうございました。
来年度も、東北大学人力飛行部は精力的に活動してまいりますので、変わらない応援のほど、何卒よろしくお願いいたします。
2020,07,27 Mon 19:00
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