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荷重試験のご報告
こんにちは、広報の長谷川です。さて、本日は大晦日ということで、今年最後のブログ更新をしようと思います。
内容は、先日荷重試験を実施しましたので、そのご報告です。

皆様お久しぶりです。全体設計の上野です。
寒さも厳しくなってきて、いつの間にか2020年も終わってしまいそうです。一年という時間はあっという間ですね。

さて、作業が再開してから早一ヶ月、Windnautsでは12/19(土)に川内体育館において、感染症対策を十分に施した上で荷重試験を実施しました。
例年では自分で設計して、9月から必死の思いで焼いてきた桁の安全性を確かめる場です。しかし今年は昨年度の機体「燦」を流用するため、荷重試験も昨年度焼いた「燦」の桁で行いました。そのため、この桁にとっては二度目の試験となります。
既に1.5Gに耐えうる桁であることが確認されている桁ではありますが、3月より半年間以上放置されたことによる劣化の確認などをするため、一部試験を省略して試験を実施しました。


待機時試験の様子です。


飛行時1G試験の様子です。


飛行時1.5G試験の様子です。

当日は計測点の位置がずれているなどの多少のトラブルはあったものの、特に問題なく終了しました。
結果としては、全ての試験に耐えることができました。たわみの理論値と実測値のずれも昨年度と同じようなもので、桁の劣化等も無く運用可能であると確認できました。

最後に、荷重試験に向けて多くの準備をして頂いた翼・コクピ班を中心とした現役生、体育館確保や感染症対策に奔走して頂いた代表、ご協力・差し入れ等して頂いたOB・OGの皆様に深謝申し上げます。
作業も再開されて荷重試験も無事に終わり、これからより一層ロールアウト・飛行試験に向けて製作を進めていきます(1月中旬まで再び作業が禁止されてしまいましたが...)。感染症対策等を万全にしながら全力を尽くしていきますので、これからも応援のほどよろしくお願いいたします。

それでは皆様、良いお年を。

以上、全体設計からのご報告でした。それでは皆様、良いお年をお迎え下さい。来年もどうか東北大学人力飛行部 Windnautsを宜しくお願いいたします。
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接合試験のご報告
お世話になっております、広報の長谷川です。先日、翼桁の接合試験を行いましたので、その報告をしたいと思います。協力して下さったOB・OGの方や他班の方のおかげで円滑に終わらせることができました。本当にありがとうございました。
以下、翼班長の報告です。

こんにちは、翼班長です。先日接合試験を行いました。一応成功しました。しかしながら困ったことがあります。接合試験の報告をしないといけないのですがネタが何も思いつきません。自分の気持ちをつらつら書こうかと思いましたがふと考えました。僕の気持ちを書いたとこで需要がないぞ、と。そこで一番需要がありそうな翼接合後の写真をデカデカと載せることにしました。決してさっぼている訳ではないです。では短いですがさようなら。良いお年をお迎えください。なお、お年玉は随時受け付けているので作業場までお持ちください。



21 代 翼班長
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各班からのご挨拶
こんにちは、広報の長谷川です。先月作業場での作業が再開され、毎日いろいろな班が作業をしており、作業場に活気が戻ってきたなと思う今日この頃です。
さて、今日は作業再開に当たって各班から今年度の計画を兼ねた挨拶を頂いたので、是非ご一読下さい!


コクピット班
こんにちは、コクピパーリーの指田です。
今年はコロナ禍で入部者確保が危ぶまれていましたが、コクピ班には1年生2人が入ってくれました。ありがとう!
またパイロット+パイロット志望2人となり、トレーニングについての活発な会話もよく飛び交っています(22代のパイロットもコクピ班から選ばれたら嬉しいですね…!)。

さてコクピ班の作業についてです。
まず21代が執行代になってからの進捗についてですが、先日背もたれ・サドルのTPとCWTP用の部品をいくつか製作しました。
次に現在の状況とこれからの予定について。今年はスタートが大きく出遅れまた先行きも不透明であったため、コクピは去年製作したものを流用する方針となりました。そのため、今後本番用として製作すべきものは
・サドル、背もたれ
・前斜め(電装機器を取り付けるパーツ)
・迎角調整板
となっています。
また、引き継ぎも兼ねて
・CWTP
・ミニコクピ
の製作も行いたいと考えています。

コクピ班の醍醐味であるコクピが組み上がっていく感動を1年生に味わってもらえないのは残念ですが、少しでも多くのこと引き継いでいけたらと思っています。
それではまた。


プロペラ班
21代プロペラ班パートリーダーの青山です。
Windnautsプロペラ班は1年生2人2年生2人の新体制で再スタートしました。このような状況下ですので作業場をはじめとする作業スペースが思うように使うことができないという状況が依然として続いてはいますが、徐々に作業時間を確保できるようになってきました。プロペラ班としては、例年通りに全ての工程を行うことは難しいのですが、20代の先輩方と作ったパーツを一部流用させていただく等なるべくロステクがないように配慮をしつつ一部工程を省略する工夫を行っていこうと思っています。先輩方が受け継いできた技術後代に受け継ぎそして高い精度のプロペラを琵琶湖で飛ばしたい思っておりますのでどうかご応援、ご声援をよろしくお願いします。


電装班
はじめまして、21 代電装班パーリー兼設計の沖野峻也と申します。昨年度は表示器専用のAndroid アプリを弊チーム史上初めて開発し、その実装を目標に活動してまいりましたが残念ながら「燦」では実現することができませんでした。このアプリは今年度も所々改修しながら使用していく予定です。

さて、今年度の電装班のコンセプトは「安定性の重視」です。人力飛行機に搭載される電装系統は実際の航空機に搭載されるそれに比べて規模も遥かに小さく仕組みも単純なものが多いですが、
それでも基本的な構造は変わりません。「感覚神経」たりうる各センサーを動作させ、計測されたデータを「頭脳」たりうるメイン基板に確実に送信し処理する。このサイクルを飛行中雨が降ろうが強風が吹こうが何がなんでも動作させなくてはなりません。そうでなければ電装はただの重りと化しパイロットの足枷となってしまいます。飛び立ってしまった飛行機の電装の動作は製作者側は湖岸でただ見守るしかできませんから、とにかく何がなんでも動くシステムを設計するのが電装班の使命だと考えています。これを実現するためにチェックサムの積極的な導入やマルチスレッドにおける相互排他処理の徹底などを行っていきたいと思います。ですが、これらの実装も基礎基本が大切です。まずは言語の仕様を学び直したりマイコンの公式リファレンスを読み直すなどして基礎の徹底を最優先して製作を進めていきたいと考えています。


操舵班
操舵班班長の仲井です.
今年度は操舵班としては操縦桿のみ新しく作り直し,それ以外は燦の操舵系統を流用するという方針で活動しています.
先日ようやく作業場の使用許可が出たところで,現時点で計画がずるずると遅れてしまっている状況ではあるのですが,遅くとも年内には操縦桿TP,1月中には本番用操縦桿を製作できる見込みです.
また,機体制作が終了次第引継ぎの為のTP製作などをできる範囲で行う予定です.
特に今年の一年生はセンター作業や固定,相貫などを行う機会がほとんどないので技術継承の為にも極力一通りは体験させてあげたいと考えています。


フェアリング班
フェアリング班では毎年、TF 用と本番用の 2 つを作製していました。例年 9 月初頭から作業を開始していましたが、今年はコロナの影響で作業場が開かず、 11 月後半になってようやく本格的に作業を開始することができるようになりました。すでに例年よりも 3 か月近く遅れてしまっています。コクピフレームの形が変わらないので去年のフェアリングを取り付けることは可能なのですが、姿勢が違うためにパイロットの肘が干渉してしまうと思われるので、流用することは考えていません。新しい TF 用フェアリングの設計は終わっています。これ以上遅れると今年新しく 2 つフェアリングを作ることが難しくなるという状況ではありましたが、無事に再開され、土日祝日も使えるそうなのでぎりぎり間に合いそうです。3 月下旬から始まる予定の TF までに余裕をもって TF 用をロールアウトし、そこから TF と並行して本番用を作製し鳥コン本番に間に合わせます。

今のところは去年のものは流用せずに例年と同じ作業量をこなす予定ですが、今後のコロナウイルスの状況によっては再び作業場が使えなくなる可能性があります。その場合には今年のフェアリングは諦め、去年のフェアリングを取り付け、パイロットの姿勢のほうをフェアリングに合わせようと思います。作業場が使えるうちに少なくとも技術の継承は終わらせ、できるだけ早くフェアリングを完成できるよう努力していきます。
班長・設計 橋口 友輝


翼班
今年の翼の制作では、まず活動が出来なかった半年間で発生した損傷を修復します。翼に取り付ける前の状態にあった部品はすべて作り直し、すでに翼に取り付けられている部品に関しては可能な限りの修復を試みます。それが終了したら翼を完成にむけて制作する予定です。今年の翼は去年のものを改修し、新たな翼型を導入するなどする予定でしたが、残りの制作期間を考慮して、今年は去年の翼をそのまま完成させる形をとることにしました。
翼班班長 佐藤大和


駆動班
ブログでは 2 回目の登場になります、この度 2021 駆動班長になりました西尾です。他にも学祭や新歓の担当もやっておりますが、各部員の協力により円滑に進めることができています。感謝感激雨あられです。また、駆動班は工学部の創造工学センターを主に使用しているため、9 月から作業を再開することが出来ました。コロナ禍の中、環境を整えてくださり、無理な利用や講習会にも調整してくださった、菅原さんをはじめとするセンターの職員の皆さん、この場をお借りしてお礼を申し上げます。

さて、駆動班の製作状況です。春の活動中止の段階で、20 代の TF 用回転試験段階までは完成しておりました。今年は主構造を流用することから、マウント等が不可逆的なところまで完成してますので、大きな設計変更は計画しておりません。その余裕がある分、次を担う1年生と形態やギヤ、グリスまで研究できたらなと考えています。また、ギヤボックスの新調が出来ない代わりに、だいぶ年季の入った BB 等を新調・製作する予定です。

10 月末には新しい 1 年駆動班員 2 人を迎え入れ、昨年同様4人体制で鳥コンまで駆け抜けます。まず年内は、各パーツ(今現在は FWM・下出力軸)の新調と引き継ぎを主眼に活動しております。組み上げ練習は、あとは機体取り付けのみとなっていましたが、作業場内作業が解禁され、ようやく進めることができ、12 月中旬(激寒)には回転試験を行えたらと思います。

まだ、先が依然として不透明ではありますが、次のブログでは予定以上の進捗を報告でき
たらなと思います。今後とも Windnauts、駆動班をよろしくお願いします。
 


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