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24代各班長就任挨拶
次に、各班長からの就任挨拶です

<翼班>

24代翼班長を務めさせていただく酒井藍と申します。よろしくお願いいたします。
今まで作業を一緒にやってきた先輩方が引退をしてしまって非常に寂しさや、それと同時に執行代としての不安も感じておりますが、精一杯頑張っていきたいと思っています。
今年の翼は精度も非常に優れており、過去最高の軽量化を達成した素晴らしい翼でした。また、ロールアウトも非常に早く24代はほとんど無茶な労働をさせられることなく終わったため、先輩方には本当に感謝でいっぱいです。この素晴らしい翼を我々の代で途切れさせるわけにはいかないので、しっかり後輩に引き継ぎながらも、変えられるところは変えていき、翼の精度や作業の効率化につながるよう努力していく所存です。そして早期ロールアウトのためには、広い場所を確保しておくこと、必要なものを前もって用意しておき不足がないようにすることの2点が特に重要だと感じたので、無駄なく作業ができるよう管理は徹底していきたいと思います。
24代翼班は3人中2人が女子という珍しい代ではありますが、やる気のある後輩が5人も入ってきてくれたので、後輩の手も借りながら頑張っていきたいと思います。
是非とも応援よろしくお願いいたします。

24代翼班長 酒井藍

<プロペラ班>

24代プロペラ班班長の仲田千智です。1年間よろしくお願いいたします。22代、23代と先輩方が大記録を打ち立てていく様子を間近で体験し、来年の鳥コンに向けての意気込みがより一層強くなりました。
今年のプロペラ班では、夏から秋にかけてカーボン製プロペラの試作を行い、TF、大会本番用にはバルサによるプロペラ制作を行うという方針です。23代の先輩方が行っていたカーボン製のプロペラ制作を引き継ぎ、24代では、TFでのカーボン製プロペラによる試験飛行を目標としています。先輩方に協力していただきながら鳥コン前から試作を重ねており、現在、軽量化や表面精度の向上がもっと出来ないかと試行錯誤しています。
今年、24代2人に25代3人を加え5人での活動となります。妥協のない精度の追求や新たな製法への挑戦から、より優れたプロペラをつくるため全力を尽くしていきます。今後とも、Windnautsへのご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
Windnauts24代プロペラ班班長 仲田千智

<フェアリング班>

この度24代フェアリング班班長となりました、塚本夕菜です。
2022年に続き、2023年も鳥人間コンテスト本番にて素晴らしい結果を残すことが出来ました。2024年も飛躍の年となるよう、チーム一丸となって頑張っていきます。
さて、今年のフェアリング班には新しく4人の部員を迎え、6人体制となりました。例年よりも班員は多いですが、その分一人当たりの練度が下がったり、作業分担が難しくなったり、去年とは違った課題にぶつかることもあるかもしれません。そのため、この一年は班長として、25代への技術継承と先を見据えたスケジュール管理を徹底し、TF用フェアリングの早期完成と本番用フェアリングの設計・製作期間の拡大に努めます。
最後になりますが、OB・OGやWindnautsを応援してくださる皆様、日頃より多大なるご支援・ご声援をいただき、心より感謝申し上げます。今後も何卒よろしくお願い致します。

<コックピット班>

OB の皆様、お世話になっております。24 代コックピット班パートリーダーを務めさせ ていただきます志田と申します。歴史と実績あるこの Windnauts という集団で中心となっ て活動していくことを喜ばしく感じております。
さて、24 代コックピット班が特に力を入れて取り組んでいきたい点は主に 3 つあります。 1 つめは、高精度なものを制作するという点です。この 1 年 23 代の先輩の方々と行なった 作業の流れやそれぞれの手順が意味することについて今一度振り返り、最適化を図ってい きたいと考えています。ありがたいことに、先輩方がロステクの復活に尽力してくださった おかげで多くの経験を得ることが出来たため、効果的な活動を確実に行なうことを意識し たいです。2 つめは、軽量化を最終的な目的に据えた各パーツの改良です。本番のフライト のために我々の班ができることのメインは軽量化です。今年はこの部活全体でソリッドワ ークスの団体ライセンスを取得し、各パーツについて線形静解析を行ない、強度が十分に保 証されているか安全率を主な指標としながら確かめつつ、さらなる軽量化を図っていきた いと考えています。3 つめは、作業環境の維持です。作業終わりには使用した工具等の管理 を徹底し、作業時にものを探す時間を減らし効率化を図っていきたいです。加えて、補充す べきもの、必要なもの、作業に伴う他班への影響を予め把握、そして共有すべき人物に確実 に共有するということを意識したいです。この 3 つめに挙げた点に関しては習慣づけるこ とが何よりも達成の近道であると思うので、どう習慣づけるか工夫をしていくつもりです。
最後に、今後への意気込みを述べたいと思います。先輩方が達成した、2 年連続学生記録 更新という偉業は、我々への大きなプレッシャーであると同時に、大きなモチベーションと して背中を押してくれてもいるように感じています。来年の機体に携わっていくものとし て、プレッシャーというネガティブな因子をいかにポジティブな原動力に変えていけるか が成功の鍵だと思っております。我々も後輩に原動力を与えることが出来るよう尽力して まいりますので、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
24 代コックピット班パートリーダー 志田 遙望
<駆動班>

ブログ 駆動班

 ブログをご覧のみなさま、平素よりお世話になっております。駆動班パートリーダー兼設計を拝命いたしました稲垣と申します。今年の駆動班は、24代が1人、25代が5人の計6人で活動していきます。24代が私1人の上、全体設計の仕事もあるため、かなりの困難が予想されますが、早めの行動、適切な分担を胸に努力する所存です。

 さて、24代駆動班の目標は、軽量化と駆動効率の追求です。軽量化に関しては、自作パーツ、発注パーツどちらに関してもかなり施されているため、それほど大きな変更はありませんが、クランクの規格と、下BBについて設計変更を行いたいと思っております。全体設計との兼ね合いもございますので、難しいかもしれませんが、機体性能の向上のため励んでまいります。
 駆動効率の追求に関しては、製作精度の向上を目指す形となります。昨年度23代の駆動パーツは、23代の先輩方の尽力により、回転試験中、TF中どちらも大きな異音問題は発生せず、本番に関しても飛行の後半で異音はありましたが、特に問題なく飛行でき、それが今年の好記録につながったものだと感じております。そのためにも、25代の早期教育を進め、製作精度の向上に努めたいと思います。
 24代、25代で協力しながら、最高の駆動パーツを作成していきたいと思っていますので、ご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

24代駆動班班長 稲垣翔伍

<電装班>

電装班
黒木光
Windnauts電装担当の黒木と申します。今回の交流会に私自身は残念ながら参加できないため、2023年度の鳥人間コンテストの電装と来年度の構想についてお伝えできればと思います。

<2023鳥人間コンテスト本番について>
 7月に開催された大会では高度・GPS・姿勢角・環境データ(気圧・気温・湿度)・対気速度のセンサを機体に積みました。本番ではどのセンサも正常に動作し、飛行中に問題は発生しませんでした。しかし、接続をすべて有線にしたためにコックピット内に設置したスマホケーブルの取り回しが悪いこと、尾翼前方に取り付けた対気速度計のケーブルが組み立て時のミスにより切断を要されるトラブルがありました。完遂はしたが改善点は残ったなというのが2023の電装でありました。

<2024電装の構想>
 今年度、通信の無線化に着手したいと考えています。主に対気速度計のためです。既に述べたように本番では人為的ミスであるものの有線ケーブルであるが故のトラブルが起こり、またケーブルの取り付けは機体の主桁に沿うように露出した状態で固定することになりました。これらを改善したいという思いから無線を導入するつもりです。現在、ESP32を用いて試作を作成しています。幣部に過去資料がないため、使用しているチームがありましたらぜひお話を伺いたいです!
 さらに挑戦したいことはオーディオモジュールの実装です。現在はトランシーバを用いてパイロットとボード間の連絡をとっていますが重量が数百グラムあり変更したい点です。湖面上で安定した通話を実現し、軽量化を目指すため制作経験のあるチームの方、お聞かせください!
 弊部電装について質問ありましたらお気軽に御連絡ください。

<連絡先>
080-9092-4292 / kuroki.kou.r6@dc.tohoku.ac.jp
Twitterは弊部公式アカウントに御連絡ください。

<操舵班>

24代操舵班長の城田です。
昨年度久しぶりに全パーツ作り直した経験を活かして、今年よりも少しでもいい機体ができるよう貢献できればいいと思っております。今年は25代が4人配属され人員に余裕があります。この機会に新しいことに挑戦して行きたいと考えています。特に操縦桿については、スティック操縦桿を試作し後代にノウハウを残せればいいと思っております。これから一年精一杯頑張りますので、暖かく見守っていただけると幸いです。
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24代三役就任挨拶
 今年度の執行代となる24代からのご挨拶です。是非お読みください!

まずは三役からです!

<全体設計>

 ブログをご覧のみなさま、初めまして。2024年度全体設計を務めさせていただきます、稲垣翔伍と申します。
 私たち、24代はコロナウイルスによる影響を受けず、Windnautsに入部し、活動していく代となります。実に、2019年以来5代ぶりの事です。コロナ禍で活動制限がかかる中、技術の継承が途絶えてしまわぬよう様々な引き継ぎ資料を書き残してくださった先輩方のおかげで、今の活動があると考えております。心より感謝申し上げます。
 私は、小学生のころから、鳥人間コンテストを見ておりましたが、鳥人間コンテストに出たいと思ったのは、中学3年生の時、Windnautsに入ろうと感じたのは、高校2年生の時です。しかし、大学に入学し、Windnautsに入部させていただくまで、実際に機体を見たことはありませんでした。初めて実際に機体を見たときは、目の前で見る機体の大きさに圧倒されるとともに、部員の方々の空力、材料力学への理解、また、先輩方が作り出した部品の精度の良さに感動を覚えました。これが、テレビの中で見ていたWindnautsであり、自分が憧れの部活についに入部したのだという実感を得たように感じます。
 我々24代は、22代、23代の先輩方がチーム記録を更新し、22代の頃には優勝、23代の頃には学生記録更新というすばらしい記録を残された姿を目の前で見てきました。偉大な記録を残された先輩方の姿を見ることができ、さらにその先輩方から直接ご指導していただけたことは、なんと恵まれたことだろうと思う日々でもあります。しかしながら、2年連続36km以上の飛行を成し遂げたことで、周囲からの期待も大きく、大きなプレッシャーを感じているのも正直な感想です。機体製作に関する不安や、設計としてチームをうまく導いていけるかという部分に不安はありますが、これまで身につけてきた知識や周囲の方々の意見を取り入れながら、頑張りたいと思いますのでどうかご支援のほどよろしくお願いいたします。
 少々ですが、我々24代の設計についてご紹介させていただきます。コンセプトとしては、安定して20〜30km以上飛ばす機体としました。このコンセプトとした理由としては、5〜10kmの視界に入る範囲での着水は見たくないという思いと、なんとしてもプラホ旋回を決めたいという思いからです。設計内容としては、機速を7.4m/sとすることで、比較的風の強い湖心までの10kmの早期脱出をはかり、パイロットの体力消耗を抑えること、翼面荷重を少し高めにすることで、突風による機体挙動を抑え、PIOを防ぐ設計としております。23代の先輩方の機体設計が、低出力を主眼とした機体であり、実際学生記録を更新するほどの記録を残されたため、コンセプトの変更も考えましたが、今年のBHIが飛行した時間に飛ぶ可能性も考えると、風に対する耐候性も重視した方が良いだろうと感じたため、このままいくことに決めました。
 また、今年は様々な電装データが得られ、様々な知見を得られたように感じます。特に、我々が使用している設計プログラムについて、実際パワーメーターの出力と比較してみると、かなりの精度で求められていることがわかりました。2022年の機体である烽は設計出力216Wに対して、パワーメーターの出力は197W、今年の機体である聯は設計出力203Wに対して、174Wでした。これらは、頭上げすなわち、ピッチアップ飛行による結果であり、この飛行方法は長距離飛行において、かなりの効果を発揮したといえるでしょう。さらに、ロール角に関するデータからやはり初期上反4°はかなりの力を発揮していることがわかりました。初期上反について、少々悩んでおりましたが、やはりここについては伝統を引き継ぐ形にさせていただきたいと考えております。
 最後になりますが、昨年度ご支援、ご声援をしていただいた皆様、ありがとうございました。皆様の応援がなければ、このような記録は成し遂げられなかったと感じております。我々24代は、これから1年間、3年連続のプラホ旋回、鳥コン優勝、学生記録の更新を目指して精進して参ります。今後とも、我々Windnautsをよろしくお願いいたします。

24代全体設計 稲垣翔伍

<パイロット>

この度、Windnauts24代パイロットを務めます登藤成琉です。

先日の鳥人間コンテストでは42kmを飛び、学生記録更新という素晴らしい記録を残しました。一昨年、昨年と東北大学は十分すぎる存在感を示しており、Windnautsが鳥人間界隈でいかに強豪かを強く実感しています。それに伴い、私たちには大きな期待がかけられ、パイロットの私も重大な責任を感じているところです。しかし、この一年間を大事に使い、先輩たちの記録を自分が塗り替えるつもりでトレーニングに励みます。

鳥人間コンテストに参加してまだ日が浅いので、実際に生でフライトを観て感じたことを
述べたいと思います。人を乗せた機体が空を飛ぶ姿はやはり迫力があり、長い時間をかけて機体を作り、それを飛ばすことの面白さを感じることができました。発進してすぐ墜落してしまう機体もある一方、東北大学は安定したフライトで長距離飛行することができました。これは、パイロットの技術はもちろんですが、機体制作のレベルの高さが表れているのだと思います。そのような優れた環境で飛べるということは、パイロットとしてこの上なく有難いことであり、貴重なものだと思います。最後にはその恩を返せるような結果を残したいです。

最後になりますが、OBやOG、その他関係者の皆様の支えがあって、私たちは最後まで活動を続けることができると思っています。今後ともご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。
24代パイロット 登藤成琉

<全体代表>

24代代表、左高

WindnautsOBの皆様、日頃よりお世話になっております。第45回鳥人間コンテストをもちまして全体代表を就任いたしました、左高匡信と申します。
 はじめに、先日の鳥コンならびにその準備期間において、OBの皆様方には多大なるご支援をいただいたことにつきまして、この場を借りて深く感謝申し上げます。準備を円滑に進め、安全に機体を飛ばすことができたのは、ひとえにOBの皆様方のお陰でございます。本当にありがとうございました。我々現役生が活動に集中できるのはOBの皆様が積み上げ、現在もサポートをしてくださっているおかげです。
まず、Windnautsの現状についてお伝えしたいと思います。現在部員数は44人であり、24・25代は今までに無い大所帯のチームとなりました。これは、コロナ渦でもOBの方々がWindnautsの伝統を絶やさず、たとえ大会に出られなくとも後代のために引き継ぎを続けてくださったおかげです。22代のフライトを見て入部した部員が多く、受け継がれてきた知識や技術に惹かれて、さらによいものを作れるように活動をしております。
今年度の執行代としての目標は、23代が打ち立てた大記録を更新することです。パイロットである登藤は「70キロ完全制覇を目指したい」という意志を持ち、その気持ちを部員内で共有しているので、今年のフライトを振り返り、どこをどのように改善すれば良い機体を作れるかを執行代の設計を中心として各班がアイデアを出し合っています。
ここからは、代表としてどのような目標を立てて、具体的に何を1年間で達成したいのかについて表明したいと思います。代表としての目標は「製作するための環境を整える」です。Windnautsにはすでに知識・技術が受け継がれ、それをさらに更新しようとする部員が多く在籍しています。しかし、毎年「場所」や「資金」に悩まされて製作を妥協せざるを得ないという問題が発生します。
現在、大学の支援課の方針は基金やキャンペーン活動を通じて部に「自分の活動資金は積極的に自分たちで集めるべきだ」という方針です。他にも流体科学研究所からはボーイング社からの寄付金をいただいておりますが、「毎年必ずあると思わないで欲しい」と顧問の中村先生からも言われています。そこで、新しい支援先を模索したいと考えています。資金の調達先を増やすことは長期的にも活動の安定に繋がると考えられ、大学内部、外部問わずに模索していきたいです。
「場所」としては、25代が30人程度活動に参加するので、来年以降今年のフライトを見た26代が入部することを考えると、絶望的な場所不足に陥ることは明白です。私は個人的には「入部制限」というものを設けたくはないので、なんとかして、せめて物置小屋でもいいから活動場所を増やしていけたらと考えています。
今年は、コロナ渦を乗り越え、知名度もあり、人手もあり、ノウハウもある状態から活動をはじめる恵まれた1年です。24代としてはこのような恵まれた環境であることを自覚しながら、Windnautsのさらなる発展に貢献できたら良いと強く願っています。OBの皆様には我々の活動をこれからも暖かく見守ってくだされば幸いです。Windnautsの新たな1年を滞りなく行えるように誠心誠意努力していきたいと考えております。
これからも何卒よろしくお願いいたします。
左高


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引退挨拶
 お世話になっております。2023年度翼班長の森浩輔です。部活を引退してからというものすぐに研究室の方でやることが増えていき、なかなか暇な生活は来ないです。それでも現役時と比べると時間はあるので1年半ぶりに自炊だけはしようと考えています。
 さて、今年の翼班は代替わりの際に掲げていた目標を達成したことに加えて休みを増やすことができたことなどこれ以上ないくらい上手く活動できました。桁焼きから始まる作業に不安を覚えながら代替わりをした1年前がとても懐かしく思えます。様々なトラブルもありましたが,蓋を開けてみれば,早期ロールアウトそして去年以上に充実したTFを行えたこと、翼の破損も特になかったことなど想定以上に上手く事が進んでいきました。昨年度パートリーダーの言葉に”制作精度、方法などの吟味や取捨選択をし、考えて行動してほしい”とありましたが23代翼班はこれに見合った働きができたのではないかと自負しています。また大会を通してやるべきことをやれば自ずと結果はついてくると感じました。
 しかしながら、今年の一番の目的は翼を1から完成まで無事に持っていくこと、ロステクを復活させることにありました。その目的が無事達成することができた今、後輩達には今年と同じ程度のものを作るのではなく、今の制作方法などを改善してさらに上を目指してほしいと願っています。
 最後に、私の少し無茶があった日程についてきてくれた同期2人、そして後輩3人にとても感謝しています。また作業の引継ぎや相談、鳥コン本番など様々な面で支えてくださったOB・OGの皆様本当にありがとうございました。このような充実した部活動生活ができたことは、かけがえのない経験となりました。OBとなった今、先輩方に支えていただいたように後輩をサポートしていこうと思います。

Windnauts23代翼班長 森浩輔


 日頃よりお世話になっております。23代プロペラ班長兼設計を務めました、竹内柚月です。先日の鳥人間コンテストではたくさんのご支援、ご声援本当にありがとうございました。
さて23代のプロペラ班の活動について紹介いたします。今年度は23代2人、24代2人の計4人で活動しました。内容としてはカーボンペラへの挑戦とバルサペラを4本製作しました。近年鳥人間OBチームをはじめ日大NASGや東工大Miesterなど学生チームでもカーボンペラを製作するチームが増えてきています。カーボンペラの利点について簡単に申し上げると表面精度が非常に良いこと、そして空力的な変形のしにくさと圧倒的な軽さです。ペラ班の長年の夢でした。年内の12月いっぱいまでカーボンぺラの試作を繰り返し、その後年明けからバルサペラの製作に移りました。カーボンペラについて、本当は私たちの代で完成させて飛ばすことができればよかったのですが、カーボンペラにより得られる利点は製作精度が命になります。バルサペラと比較してカーボンペラは製作精度の多少の誤差が製品の性能に非常に大きく反映されます。ペラの回転時のたわみ量やエポの含侵量の違い、小さなミスにより得られる利点がどんどん減っていくことになります。最悪の場合ペラが折れるということも全くあり得ます。製作方法や試作を繰り返す中で様々な課題が表れ、今年度このまま下手にカーボンペラを作って精度の悪いもので飛ばすよりある程度の精度が確保されるバルサペラで本番を飛ばすという判断を途中で下す結果となりました。年内のカーボンペラの試作途中からすきま時間を使ってバルサペラの準備を行い、ペラ設計を11月に終わらせ、ペラのねじれを生み出す角度調整台の製作を1回に抑えることでカーボンペラの試作により失われた余裕を生み出すことに成功しました。その後は労働時間をなるべく守り、シフト制にしたりとしてもともとバルサペラ3本の予定だったのですが、時間が余ってしまったので4本目を作ったというながれです。
 結果としては鳥人間コンテストにおいて2年連続のチーム記録更新、そしてなにより学生記録の奪還をすることができ、非常にうれしく思っています。ペラ班としてはカーボンペラをやり残してしまったことに心残りが少しありますが、長年製作法に変化のなかったペラ班において、より精度のでるペラを目指したことに意味はあると思います。カーボンペラの知識ベースを作り、基本的な製作法の確立、課題や解決策など一通りの知識を後輩に残すことができたので来年度もカーボンペラの製作を引き継いでいき、早ければ24代か25代がカーボンペラで飛べるかもしれません。ただカーボンペラにとらわれすぎず、より精度の高い機体、長く遠くまで飛べる機体を目指して来年度以降も私たちのチーム記録をどんどん超えてくれたらいいとおもいます。
 最後になりますが今年度もたくさんのご支援本当にありがとうございました。来年度以降も引き続き活動を見守っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

Windnauts23代プロペラ班長 竹内柚月


 23代コクピ班パートリーダーを務めさせていただきました蓼沼烈です。この度鳥人間コンテスト2023を持ちまして引退する運びとなりました。まずは無事に機体が飛んでくれて引退できましたことをうれしく思います。我々23代コクピ班では20代ぶりに機体を1から作り直すという難しい局面にありましたが、多くのOB・OGの皆様にご助力いただいたことでなんとか琵琶湖で機体を飛ばすことができました。
 さて、今年の目標であった今までのロステクを取り戻し、機体を1から作り上げるという目標に関してはひとまず達成できたと感じています。ミスや反省点は多くあったものの、ひとまず機体を作り上げ、無事に飛ばすことができたという点で達成できたと思っています。しかしながら、23代では先ほど述べた通り、ミスや反省点を多く残す結果となってしまいました。後輩たちには申し訳なく思いますが、乗り越えてさらによい機体を作り上げてほしいなと思います。
 Windnautsに入ったのも東北大らしいものを大学でやりたいという理由でしたが、気づけば最後まで完走することができました。ここでは多くの教訓を学ぶことができたと思っています。多忙な部活であるからこそ何か感じることや得られるものがあったのだと感じています。真剣に機体を作っているからこそ、本気で議論を重ね、ぶつかることもありましたがこれもよい経験であったと思います。同期や後輩たちには感謝しかありません。
 最後に一緒にやってきてくれた同期、ついてきてくれた後輩、様々な場面で支援してくださった先輩方、本当にありがとうございました。

Windnauts23代コクピット班長 蓼沼烈


 こんにちは。23代フェアリング班の班長を務めた寒川です。今年度は、私が班長兼設計を務め,執行代2人,後輩2人の4人で作業を進めました。今また、去年と同様に、TF用と本番用の2つのフェアリングの制作を行いました。本番用フェアリングの完成後に、一部設計変更に伴い、制作し直したパーツはありましたが、無事に本番までにフェアリング制作を終え、学生記録を更新することができました。
 今年度に行った、新たな取り組みといたしまして、東北大学工学部創造工学センターの保有する3次元NC加工機(MDX-500)を用いた、スピナー、コックピット用フィレット及び一部のパーツの制作があります。まだ課題も多く残りますが、制作制度の向上や、制作時間の短縮の直結する試みであったと考えているので、24代のフェアリング班の2人には、NCの利用を続けてみてほしいと考えています。また従来、バルサ材をつなぎ合わせて制作していたフェアリングのフレームに、スチレンボードを用いました。これにより、フレームの軽量化に加え、制作難易度の低下を実現しました。
 最後になりますが、この場をお借りして、我我々を応援してくださった皆様に感謝を伝えさせていただきます。弊部が活動再開して以来、初めてとなる1からの機体制作を無事に成し遂げ、今年度の鳥人間コンテストで、結果を残すことができましたのは、応援していただいた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。これからも、応援の程、宜しくお願いします。

Windnauts23代フェアリング班長 寒川耀一


 お世話になっております。東北大学人力飛行部Windnauts23代操舵班 吉田航太です。まず、OBの皆様には今年度の機体製作において、多大なるご支援をいただいたことに感謝申し上げます。また、機体を制作した23代の同輩には貴重な経験を共に過ごせたことにうれしさを感じています。さらに、多くの迷惑をかけた24代、25代の後輩にはお詫び申し上げます。
 さて、今年の機体製作について少し書きたいと思います。今年度は19代以来の新規製作でした。操舵班は先輩からの引継ぎが操縦桿以外できていなく、22代の機体を見よう見まねで製作しました。最も困ったところは1年間のスケジュールが全く想像できなかった点です。自分は、代替わりした直後から鳥人間コンテストまでのスケジュールを作り、そこから逆算して製作を行いました。また、RM相貫や桁焼きの疲労も考慮してシフト制で作業を行えたところもよかったと思います。今年は「確実に飛ぶ機体を作る」という目標のもと、大きな構造変更あえてやらず、確実性を重視しました。後輩への引継ぎはまたの機会にしたいと思います。
TFにおいては、ダブルナットを廃止し、ゆるみ止めナットを採用したことで軽量化と時短を実現しました。また、操舵系統でTFが中止になるようなトラブルがなかったことも収穫かなと思います。
 鳥コン本番では、一部ワイヤーを張り替えるトラブルがあったものの、おおむね上手く事が運びました。機体が無事に戻ってくる姿を2回連続で見られたことはとても素晴らしい経験でした。自分が現役であるときに優勝と準優勝、学生記録奪還、チーム記録2年連続更新など様々な経験をさせてもらい、非常に実りある2年半であったと考えています。個人的な話ですが、鳥コン本番に他校の機体を見に行ったときは意外と楽しかったです。
 最後になりますが、重ねてOBの皆様の支援に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

Windnauts23代操舵班長 吉田航太


こんにちは、電装班班長の岡田です。
 まずは今年度の活動に携わり、支えていただいた大学、チームOB、企業様に感謝を申し上げます。
 昨年度の22代が、電装班として多くの改善、挑戦を行った「革新」の年であった一方で、23代はやるべきことをとことん絞り、「洗練」に時間を割いた年であったと思います。結果として今年度は着水する最後の1秒まで電装はデータを取り、記録し続けてくれました。これは21,22代の電装班が残してくれた物あっての成果であり、先代たちの想いをようやく花咲かすことができたという想いです。同時に、かなり難しい課題をも、確実に要求通りこなしてくれた24代の黒木氏には感謝に堪えません。
 最後になりますが、来年からのWindnautsの部員増加に伴ってどんな変化が起こるのか、今後の取り組みに期待しつつ、一層の発展を願っています。

Windnauts23代電装班長 岡田侑弥


 お世話になっております。Windnauts23代駆動班長を務めさせていただきました、唐橋大地です。まず、23、24代の皆様には多大なるご迷惑をおかけしたことを謝罪させていただきます。
 さて、半分懺悔の気持ちで書きます。今年は数年ぶりにほぼ全てのパーツを新調しました。なんとかなるやろの精神でのんびりしていたら、その皺寄せが春休みやTF期間に押し寄せて大変でした。引き継ぎ資料に書いていないロステクが数多くあることに気づいたり、そもそも資料が見つからないものもありました。何度もボツを生成し、設定した納期も大幅に超過してしまいグダグダでした。駆動班の皆だけでなく、ペラ班やコクピ班にも迷惑をかけて本当に申し訳なかったです。
 TFでは、プロペラマウントのネジ穴が削れて使用不能になったり、破壊したりしました。破壊した原因には製作ミスがあり、ネジ穴が削れることに至っては製作誤差が原因だと考えられるため、製作方法の見直しが必要でした。しかし、時間的余裕がなく新しく作ることができなかったため、本番は製作誤差の不安が残るパーツで臨むこととなりました。本番前の回転試験ではプロペラが回らなく、終わったと思いました。原因はキーが抜けていたことなので、深夜の組み立てはこれからはやめた方がいいと思います。最後まで異音が鳴っていましたが、不安だったプロペラマウントが壊れることもなく、42kmも耐えてくれて本当に良かったです。異音問題に関しては、不具合が生じることもなく、パイロットも変わることなく漕ぎ続けており、BHIも同じような異音が鳴っていたのでそこまで気にすることは無いのかと思います。
 執行代としての一年を通して言えることは、内容的にも場所的にも引き継ぎ資料を分かりやすく残すことが非常に重要だということです。私が散々やらかしたおかげで大量の失敗例を確認できたはずなので、24、25代にはもっと効率よく作業していって欲しいです。設計変更とかもしていけると思います。
 最後になりますが、こんな適当な班長について来てくれた駆動班の皆、本当にありがとう。こんなに貴重な時間を過ごさせていただいた23、24代の皆、支援してくれた方々、今まで本当にありがとうございました。これからも東北大学Windnautsをよろしくお願いします。

Windnauts23代駆動班長 唐橋大地


入部してよかった。
みんなありがとう。

Windnauts23代コクピット班 高嶋康成
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引退挨拶
お久しぶりです、元23代広報係の唐橋です!先日の鳥人間コンテストの放送を終え、我々23代は完全に引退となりました。最後に、部員からの引退の挨拶をいただきましたので、是非ご一読ください!

 日頃よりお世話になっております。Windnauts23代全体代表の川人です。この挨拶も最後になると思うと感慨深いものがあります。
 始めに、7月29・30日に行われた鳥人間コンテストの結果ですが、42837.78m飛行し、準優勝でした。優勝こそ逃したものの、2019年に日大に奪われた学生記録を奪い返すことができました。ここまで製作を頑張ってくれた部員たち、トレーニングに励んだパイロット、そして何よりも応援してくださった皆様に大変感謝いたします。本当にありがとうございました。
 さて、ここからは1年前にブログに書いたチームとしての目標、代表個人としての目標について、その自己評価をしていこうと思います。もちろん「自己評価」なので他の部員がどう思うかはわかりません。
 まず、チームの目標ですが、3つ掲げていました。①「鳥コン出場」、②「鳥コン優勝」、③「機体を40km飛ばす」です。
 ①「鳥コン出場」ですが、これは無事達成できました。特にTF期間では大きな事故が起こることもなく、機体を無事にプラットフォームから離陸させるところまで持っていけました。各部員が自分の役割を自覚し、やるべきことをやった結果だと思います。これについては文句なしです。
 ②「鳥コン優勝」ですが、これは残念ながら達成できませんでした。BHIの壁の高さを痛感いたしました。しかしながら、他のチームよりは長く飛び、準優勝という結果は残すことができたので、その点では良かったかなと思います。また、2017年のBHIの記録を超えた歴代3位の記録ということで、学生チームであっても社会人チームと対等に張り合えることを示せたのかなと思います。
 ③「機体を40km飛ばす」ですが、これも達成できました。42kmを超えるフライトでということで、これについても文句なしです。2019年に日大に奪われた学生記録も再び奪い返すことができ、非常に満足です。2時間近くに及ぶフライトをしたパイロットの岩田に大いに感謝します。
 次に、代表個人としての目標「『Windnautsに入って良かった』と思ってもらえるような部活にする」について評価していきます。この目標を達成するために「健全な人間関係の構築」と「快適な製作環境の提供」の2つのアプローチで挑みましたが、自己評価としてはいずれも100点満点中60点です。
 前者については、月例会の対面化や対面新歓、芋煮会などの各種行事の復活により部員同士の交流を増やすことには成功しました。しかしながら、新型コロナの制約が大きく、まだまだ不十分なところもあったので、来年こそはもっと行事を活性化していってほしいと思います。また、私個人の性格というか特性として「口が悪い」というのがあり、それに起因して他の部員と揉めてしまうということが何度かありました。これについては、本当に申し訳なく思います。
 後者については、大体は部員の要望通りに書類やメールを出し、要望を叶えることができたので、その点については良かったと思います。しかしながら、一部他団体や大学当局との調整不足、調整ミスがあり、作業日程を変えてもらったりするなど、部員に余計な負担を強いてしまった部分がありました。来年については、動き出しを早くし、十分な調整を行い、部員が思った通りの日程で作業をできるようにしてもらいたいと思います。
 ところで、私の任期中には、例年の代表業務+αの仕事が多くありました。東北大学基金の設立・運用、メディア取材、交流会運営、外部での講演会です。
 東北大学基金の設立・運用については、第44回大会の結果をテレビ放送前に知っていた東北大学基金・校友事業室の方から学生支援課を通じて打診があり、テレビ放送終了直後から募金が開始できるように様々な事務作業を行っておりました。おかげさまでこれまでに200万円以上のご支援をいただき、これも部の記録向上の一端になっております。本当にありがとうございます。
 メディア取材については、やはり第44回大会での優勝の反響が大きかったなと思います。河北新報さんやネットメディアのライターさん、学生広報さんなど様々な取材を受けてきました。各班の作業内容をある程度頭に入れておく必要があるので、部全体の動きを把握する助けにもなりました。本当に良い経験です。
 交流会運営については、秋期交流会でたまたま自分が運営権を引いてしまい、春期交流会を運営することになってしまいました。自分で引いてしまった以上は自分でやりきろうと思い、他の部員の手助けをもらいつつほとんど自分1人で運営を行いました。部員には迷惑をかける部分が多々ありましたが、それでも無事に開催できたので本当に良かったです。
 外部での講演会については、筑波海軍航空隊記念館の学芸員の方から直々にオファーのお手紙をいただき、実現しました。部の活動を外部の方々に知っていただく良い機会だったと思います。
 これらの活動は、「鳥人間を広める、知ってもらう、盛り上げる」という就任当初にはなかった目標に基づいたものです。その一端を担えたのであれば嬉しいですし、今後も是非ともこういった活動は続けてほしいと思います。
 以上がこの1年間の代表業務の総括になります。駄文ではありましたが、お読みいただきありがとうございました。繰り返しにはなりますが、この1年間応援いただき、本当にありがとうございました。また、これから先の後輩たちの活動への応援も、よろしくお願いいたします。

Windnauts23代全体代表 川人崇央


 お久しぶりです、2023年度の全体設計を担当しました小川です。まずここで一つ謝罪しなければいけないことがありまして、それはTFの実施報告をサボっていたことです。申し訳ありませんでした。軽く報告すると、5/10(1stGTF)、5/13(2ndGTF)、5/17(3rdGTF)、5/19(4thGTF)、5/25(5thGTF)、5/27(1stKTF)、5/31(6thGTF)、6/4(7thGTF)、6/18(2ndKTF)、6/21(8thGTF)、6/25(3rdKTF)、6/27(9thGTF)、7/2(4thKTF)、7/8(5thKTF)もの計14回のTFを行いました。内訳としては、走行試験は累計25回(内3回は24代Pを乗せて)、飛行試験は累計114回(未浮上含む)でした。これほどまでに多くの回数を無理のない頻度で行うことができたのはやはり早期ロールアウトのおかげだと思っています。 GTFでは余裕を持って悪天候を避けることができたので、運用もしやすかったと思います。ただ一方で KTFでは天候に嫌われることが多く、1stKTFでは強風により途中で撤収、雨風で2週連続で延期した後の2ndKTFでも強風に吹かれ1本しか飛ばせず撤収、3rd4thKTFでは風に恵まれ飛行本数を伸ばせたものの連日の雨により滑走路脇には大きな水たまりがある状態、5thKTFは雨予報が早まりこちらも浮上は1本に留まりました。結局完全な環境でのKTFは行えず、KTFでは飛ばせる時に本数を稼ぐ重要性がわかりました。
 TFについてはこのくらいにして、鳥コン本番ですが、急遽土曜最終番機から日曜一番機に変更となり、良いコンディションの中、今年のWindnautsの機体「聯」は非常によく飛んでくれました。ボートマンとして飛行の一部始終を見届けられたのは幸せでした。またパイロットも長時間ペダルを漕いで全力を出し切れる機体を作れたこと、そしてパイロットに怪我なく終わったことは一設計者として誇りに思います。今年1年現役部員、OBの皆さん、応援して頂いた皆様のおかげで、プロジェクト「聯」は無事終了しました。本当にありがとうございました。来年24代の子達は今年の出来事を通して、更に成長したWindnautsの姿をお見せできると思いますので、ぜひ皆さん、これからもWindnautsへの応援よろしくお願いします。

Windnauts23代全体設計 小川和希


 こんにちは、Windnauts 23代パイロットの岩田大地です。日頃より応援ありがとうございます。先日の鳥人間コンテストでは、42837.78mの記録で、目標であった学生記録を更新することができました。嬉しい気持ちも大きいですが、安堵感の方が大きいのが正直な感想です。部員が寝る間も惜しんで製作した美しい機体を長い時間飛ばすことができたことは、本当に嬉しく思っています。
 私は、2年生からの入部でした。1年前、途中入部で力もない私を、パイロットにするしかなかった同期は不安だったと思います。私が制作側であれば不安です笑。しかし、同期は私にそんなことを感じさせませんでした。いつも自分をフォローしてくれる仲間は心強かったですし、その分まで頑張ろうと思えました。
 鳥人間コンテスト本番はそんな部員たちに恩返ししたい気持ちでした。思いが大きい分スタート直前は緊張と興奮でいっぱいでした。しかし、いざ離陸してみると、緊張はなくなり純粋に空を飛んでいることに感動しました。飛ぶことに感動できるのも素晴らしい性能の機体のおかげです。他の大学のパイロットたちもWindnauts の機体に乗ってみたいと思うはずです。そんな余裕があった序盤でしたが、中盤以降はきつい時間が続きました。暑さと筋肉の疲労からやめたいと思う時間帯もありましたが、部員の思いや費やした時間を考えると足は止まりませんでした。着水後にフライト後に部員みんなに抱きしめられたことは最高の思い出です。
 このような結果を残すことができたのも、日頃からご支援、ご協力していただいている皆様のおかげです。ありがとうございます。今度ともWindnauts を応援していただけると幸いです。

Windnauts23代パイロット 岩田大地
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1stKTFについて
お世話になっております。23代広報の唐橋と申します。
5月27日(土)明朝に角田滑空場にて第1回目のテストフライトを行いました。
走行試験1本、飛行試験8本を行い、TF後半では飛行試験中にパイロットのラダー操作が見れ、部員が盛り上がった場面もありました。
今回は初のKTFでしたが、天候にも恵まれ、大きな問題もなく終えることができました。
この調子でこれからのTFも無事にこなしていけるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

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