ご無沙汰しております。広報の北原です。
代替わりして、1年生と作業をするようになり、気がつくと年末になっていました。日が短く、寒い日が続いていますね。今年は寒くなるのが早いのか、風邪をひくチームメイトが多いように感じます(私もその一人でしたが……)。体調管理も活動の一環と考えて、気を引き締めていけたらと思っています。
さて、時間が経つのは早いもので、1年生がチームの一員として作業している姿も大分見慣れたものになりました。ただ、チームのウィンドブレーカーの色が今までの色から変わったことは、新鮮なようで少しだけ寂しいようにも感じます。

代替わり後から私たちは各自の班作業と、チームでの全体作業の両方を進めてきました。全体作業の桁焼きは順調に進み、年内には翼桁が全て上がりそうです。

翼桁積層のプロフェッショナル達による積層の様子。集中してるのでこっそりと撮りました(笑)

作った桁が十分な強度を持っているかどうかを確認する簡易的な荷重試験の様子。30kgもの重りを吊るしていると流石に少しドキドキしますね。
ところで話は変わりますが、私たちWindnautsの今年の機体名が決定しました。
2016年度Windnautsの機体名は「凛(りん)」です。
凛々しく、勇ましいフライトを見る人たちの目に焼き付けられるような機体を製作していけたらと思っています。
それではまた。
北原
代替わりして、1年生と作業をするようになり、気がつくと年末になっていました。日が短く、寒い日が続いていますね。今年は寒くなるのが早いのか、風邪をひくチームメイトが多いように感じます(私もその一人でしたが……)。体調管理も活動の一環と考えて、気を引き締めていけたらと思っています。
さて、時間が経つのは早いもので、1年生がチームの一員として作業している姿も大分見慣れたものになりました。ただ、チームのウィンドブレーカーの色が今までの色から変わったことは、新鮮なようで少しだけ寂しいようにも感じます。

代替わり後から私たちは各自の班作業と、チームでの全体作業の両方を進めてきました。全体作業の桁焼きは順調に進み、年内には翼桁が全て上がりそうです。

翼桁積層のプロフェッショナル達による積層の様子。集中してるのでこっそりと撮りました(笑)

作った桁が十分な強度を持っているかどうかを確認する簡易的な荷重試験の様子。30kgもの重りを吊るしていると流石に少しドキドキしますね。
ところで話は変わりますが、私たちWindnautsの今年の機体名が決定しました。
2016年度Windnautsの機体名は「凛(りん)」です。
凛々しく、勇ましいフライトを見る人たちの目に焼き付けられるような機体を製作していけたらと思っています。
それではまた。
北原
2015,12,11 Fri 23:42
はじめまして。
2016年度全体設計を務める平井です。
1年間がんばりますのでよろしくお願いします。
さて、まずはご挨拶が遅れてすいませんでした。ネタもやる気もあったのですが、いかんせんブログを書く時間が無くて…
いやいや、時間がないというのは時間を作れない人のただの言い訳ですね。反省して、これからは意欲的にブログ更新していこうと思います。
さて、今回のブログの本題ですが、現在行っているフライングワイヤーマウントの設計を紹介したいと思います。
フライングワイヤーマウントは翼桁側のワイヤー固定部の金属パーツで、ワイヤー機ならではのパーツですね。設計では3次元CAD設計ソフトウェアのSolidWorksを用いて製図および解析を行っています。

例えばこいつを解析するとします。まずは材料、拘束条件と外部荷重を設定して…

次にメッシュという細かい計算格子を作成してやります。

少し見づらいかもしれませんが、網目状にメッシュが形成されているのがわかるかと。
そして、解析を実行してみると…

こんな感じで応力やひずみ、安全率まで出してくれます。いやー、便利ですね。
この解析結果に応じて製図を見直していきますが、これがなかなか楽しいです。やっぱり、設計っておもしろいです。
今後の設計の作業としては、三面図と提出書類が主になります。三面図が完成すればぜひブログにも載せたいですね。もうしばらくお待ちください。
次はどの班がブログを更新してくれるのかわかりませんが、僕もたくさん更新できるようにがんばります。
それではまた。
2016年度全体設計を務める平井です。
1年間がんばりますのでよろしくお願いします。
さて、まずはご挨拶が遅れてすいませんでした。ネタもやる気もあったのですが、いかんせんブログを書く時間が無くて…
いやいや、時間がないというのは時間を作れない人のただの言い訳ですね。反省して、これからは意欲的にブログ更新していこうと思います。
さて、今回のブログの本題ですが、現在行っているフライングワイヤーマウントの設計を紹介したいと思います。
フライングワイヤーマウントは翼桁側のワイヤー固定部の金属パーツで、ワイヤー機ならではのパーツですね。設計では3次元CAD設計ソフトウェアのSolidWorksを用いて製図および解析を行っています。

例えばこいつを解析するとします。まずは材料、拘束条件と外部荷重を設定して…

次にメッシュという細かい計算格子を作成してやります。

少し見づらいかもしれませんが、網目状にメッシュが形成されているのがわかるかと。
そして、解析を実行してみると…

こんな感じで応力やひずみ、安全率まで出してくれます。いやー、便利ですね。
この解析結果に応じて製図を見直していきますが、これがなかなか楽しいです。やっぱり、設計っておもしろいです。
今後の設計の作業としては、三面図と提出書類が主になります。三面図が完成すればぜひブログにも載せたいですね。もうしばらくお待ちください。
次はどの班がブログを更新してくれるのかわかりませんが、僕もたくさん更新できるようにがんばります。
それではまた。
2015,11,27 Fri 23:32
ご無沙汰しております。広報の北原です。
今回はフェアリング班パートリーダーとして班作業報告をしたいと思います。
2016年度フェアリング班は2年生2人、1年生2人の4人体制で活動しています。近年に比べると若干人手不足のように感じますが、新入り2人がやる気ある優秀な作業員なので例年と比べても大きな遅れもなく作業が進んでいます。現在はテストピースの作成中です。毎日発泡スチロールまみれになりながら頑張っています。
Windnautsフェアリング班では、電熱線で外形を切り出し、やすりで成形するという製作方法を行っています。
これはノーズ下と呼ばれる先端部分のパーツです。

↑成形前 ↓成形後

綺麗に理想的な曲面が出せた時の満足感は格別です。
こちらは船底と呼ばれるフェアリングの底の部分のパーツです。
かなり大きなパーツのため、班員一同、白髪になりながら必死にやすっていました(笑)

大きいパーツは大変ですが、まだ見ぬ組みあがった姿のフェアリングのイメージを、よりはっきりとしたものにしてくれるので気合が入りますね。
テストピースのメインパーツとしては、ノーズ上と天井の残すところ2パーツになりました。ああ、早く取り付けしたい。フェアリングがコックピットに着いた姿を見たい。切実に思う毎日です。
次のフェアリング班としての更新はテストピース取り付けになるかなと思っています。また、近々全体作業の報告を設計者がしてくれると思いますのでそちらもお楽しみに(と、設計者をブログで急かしてみたり)。
それではまた。
北原
今回はフェアリング班パートリーダーとして班作業報告をしたいと思います。
2016年度フェアリング班は2年生2人、1年生2人の4人体制で活動しています。近年に比べると若干人手不足のように感じますが、新入り2人がやる気ある優秀な作業員なので例年と比べても大きな遅れもなく作業が進んでいます。現在はテストピースの作成中です。毎日発泡スチロールまみれになりながら頑張っています。
Windnautsフェアリング班では、電熱線で外形を切り出し、やすりで成形するという製作方法を行っています。
これはノーズ下と呼ばれる先端部分のパーツです。
↑成形前 ↓成形後
綺麗に理想的な曲面が出せた時の満足感は格別です。
こちらは船底と呼ばれるフェアリングの底の部分のパーツです。
かなり大きなパーツのため、班員一同、白髪になりながら必死にやすっていました(笑)
大きいパーツは大変ですが、まだ見ぬ組みあがった姿のフェアリングのイメージを、よりはっきりとしたものにしてくれるので気合が入りますね。
テストピースのメインパーツとしては、ノーズ上と天井の残すところ2パーツになりました。ああ、早く取り付けしたい。フェアリングがコックピットに着いた姿を見たい。切実に思う毎日です。
次のフェアリング班としての更新はテストピース取り付けになるかなと思っています。また、近々全体作業の報告を設計者がしてくれると思いますのでそちらもお楽しみに(と、設計者をブログで急かしてみたり)。
それではまた。
北原
2015,10,19 Mon 23:28
どーも皆様こんにちは
今年度翼班パートリーダーを務める福島です
一年間頑張っていきますのでよろしくお願いします
さて、前年度のパーリーさんがほぼ毎月ブログの記事を書いていたのでその流れに乗らなくてはと思っていたのですが案の定無理でした。
この場合の無理とは記事のネタが無いのではなく純粋にやる気が無かったんですね…はい。
ということで。今年の翼パーリーの性格はめんどくさがりです。個体値は中の下かと。
ではなぜ今回書くことになったのかと言いますと…
班員に作業どんどんぶん投げてたら暇になりすぎてやることがなくなったからです。以上。
ではでは改めて。
現在翼班はリブ治具作りでエブリデイ作業を行っております。
どんなふうに作ってるのかを言葉で簡単に分かりやすく説明しますと
1. リブ治具のデータを作る
2. 1のデータを印刷する
3. ハサミで切る
4. MDFボードに貼って穴をあける
5.電ノコで外形を切る
6.やする
の6工程でできます

⇑こいつが最終的に⇓のようになります
言葉にすればすごい簡単なんですね。まぁそんな訳無いのは今隣で作業してる班員達の顔を見れば一目瞭然なんですよ。「簡単でしょー(笑)」とか口が裂けても言えませんね。
ということで短いですがひとまずこれで終わりにします
次はもうちょい中身のあるものにしようかと
それでは自分が来月の記事を書くことを祈って
ではでは~
今年度翼班パートリーダーを務める福島です
一年間頑張っていきますのでよろしくお願いします
さて、前年度のパーリーさんがほぼ毎月ブログの記事を書いていたのでその流れに乗らなくてはと思っていたのですが案の定無理でした。
この場合の無理とは記事のネタが無いのではなく純粋にやる気が無かったんですね…はい。
ということで。今年の翼パーリーの性格はめんどくさがりです。個体値は中の下かと。
ではなぜ今回書くことになったのかと言いますと…
班員に作業どんどんぶん投げてたら暇になりすぎてやることがなくなったからです。以上。
ではでは改めて。
現在翼班はリブ治具作りでエブリデイ作業を行っております。
どんなふうに作ってるのかを言葉で簡単に分かりやすく説明しますと
1. リブ治具のデータを作る
2. 1のデータを印刷する
3. ハサミで切る
4. MDFボードに貼って穴をあける
5.電ノコで外形を切る
6.やする
の6工程でできます

⇑こいつが最終的に⇓のようになります
言葉にすればすごい簡単なんですね。まぁそんな訳無いのは今隣で作業してる班員達の顔を見れば一目瞭然なんですよ。「簡単でしょー(笑)」とか口が裂けても言えませんね。
ということで短いですがひとまずこれで終わりにします
次はもうちょい中身のあるものにしようかと
それでは自分が来月の記事を書くことを祈って
ではでは~
2015,10,19 Mon 23:23
お初にお目にかかります,2015年度パイロットでした松島と申します.ブログの更新は一度でいいからしたかったのですが,つい色んなことに追われて後回しとするうちに、結局引退後にして初めて,となってしまいました.申し訳ありません.
先日9月2日ついに第38回鳥人間コンテストの放映がなされましたが,放映された通り,人力プロペラ機ディスタンス部門にて優勝することができました.メンバーと一緒になって優勝のアナウンスを聞いているときは今までの人生で最高の瞬間でした.フライト中何度となく足を止めてしまおうか,楽になってしまおうかとも思いましたが,そのたびにそれまでの辛いトレーニングや部全員で作り上げた機体のことを思い出して漕ぎ続けました.最後はエネルギーが完全に切れてしまい,プラットホームを遠くに見ながら無念の着水となってしまいましたが,伝承されてきた航法,自分の持つ操縦技術と体力をフルに使ってフライトすることができ,次の代につながる結果になったのではないかと思っております.これからは今までおろそかにしてしまっていた学業にちゃんと精を出しつつ後輩パイロットの育成にも力を入れていく所存であります.
引退してひと段落ついてしまった感否めないのですが,年齢にして20,人生の折り返しどころか4分の1も過ぎたかどうか怪しい所です.本番はこれからだということを肝に銘じて,今後も学業なり,研究なり,はたまた職場なりで何かしら壁に当たってしまったときはこの一年間の生活や,自分のやり遂げたことを思い出して何事にも負けずに挑み続けていきたいと思います.応援してくださった皆様,本当にありがとうございました.今後のWindnautsもまたよろしくお願いいたします.
先日9月2日ついに第38回鳥人間コンテストの放映がなされましたが,放映された通り,人力プロペラ機ディスタンス部門にて優勝することができました.メンバーと一緒になって優勝のアナウンスを聞いているときは今までの人生で最高の瞬間でした.フライト中何度となく足を止めてしまおうか,楽になってしまおうかとも思いましたが,そのたびにそれまでの辛いトレーニングや部全員で作り上げた機体のことを思い出して漕ぎ続けました.最後はエネルギーが完全に切れてしまい,プラットホームを遠くに見ながら無念の着水となってしまいましたが,伝承されてきた航法,自分の持つ操縦技術と体力をフルに使ってフライトすることができ,次の代につながる結果になったのではないかと思っております.これからは今までおろそかにしてしまっていた学業にちゃんと精を出しつつ後輩パイロットの育成にも力を入れていく所存であります.
引退してひと段落ついてしまった感否めないのですが,年齢にして20,人生の折り返しどころか4分の1も過ぎたかどうか怪しい所です.本番はこれからだということを肝に銘じて,今後も学業なり,研究なり,はたまた職場なりで何かしら壁に当たってしまったときはこの一年間の生活や,自分のやり遂げたことを思い出して何事にも負けずに挑み続けていきたいと思います.応援してくださった皆様,本当にありがとうございました.今後のWindnautsもまたよろしくお願いいたします.
2015,09,04 Fri 15:04