CALENDAR
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31       
<<前  2024年03月  次>>
COMMENTS
LINKS
SEARCH
LOGIN
現在モード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
OTHERS
    処理時間 0.058626秒
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
SKIN BY
ゲットネット...¥
このページの先頭へ

引退挨拶
お久しぶりです、元23代広報係の唐橋です!先日の鳥人間コンテストの放送を終え、我々23代は完全に引退となりました。最後に、部員からの引退の挨拶をいただきましたので、是非ご一読ください!

 日頃よりお世話になっております。Windnauts23代全体代表の川人です。この挨拶も最後になると思うと感慨深いものがあります。
 始めに、7月29・30日に行われた鳥人間コンテストの結果ですが、42837.78m飛行し、準優勝でした。優勝こそ逃したものの、2019年に日大に奪われた学生記録を奪い返すことができました。ここまで製作を頑張ってくれた部員たち、トレーニングに励んだパイロット、そして何よりも応援してくださった皆様に大変感謝いたします。本当にありがとうございました。
 さて、ここからは1年前にブログに書いたチームとしての目標、代表個人としての目標について、その自己評価をしていこうと思います。もちろん「自己評価」なので他の部員がどう思うかはわかりません。
 まず、チームの目標ですが、3つ掲げていました。①「鳥コン出場」、②「鳥コン優勝」、③「機体を40km飛ばす」です。
 ①「鳥コン出場」ですが、これは無事達成できました。特にTF期間では大きな事故が起こることもなく、機体を無事にプラットフォームから離陸させるところまで持っていけました。各部員が自分の役割を自覚し、やるべきことをやった結果だと思います。これについては文句なしです。
 ②「鳥コン優勝」ですが、これは残念ながら達成できませんでした。BHIの壁の高さを痛感いたしました。しかしながら、他のチームよりは長く飛び、準優勝という結果は残すことができたので、その点では良かったかなと思います。また、2017年のBHIの記録を超えた歴代3位の記録ということで、学生チームであっても社会人チームと対等に張り合えることを示せたのかなと思います。
 ③「機体を40km飛ばす」ですが、これも達成できました。42kmを超えるフライトでということで、これについても文句なしです。2019年に日大に奪われた学生記録も再び奪い返すことができ、非常に満足です。2時間近くに及ぶフライトをしたパイロットの岩田に大いに感謝します。
 次に、代表個人としての目標「『Windnautsに入って良かった』と思ってもらえるような部活にする」について評価していきます。この目標を達成するために「健全な人間関係の構築」と「快適な製作環境の提供」の2つのアプローチで挑みましたが、自己評価としてはいずれも100点満点中60点です。
 前者については、月例会の対面化や対面新歓、芋煮会などの各種行事の復活により部員同士の交流を増やすことには成功しました。しかしながら、新型コロナの制約が大きく、まだまだ不十分なところもあったので、来年こそはもっと行事を活性化していってほしいと思います。また、私個人の性格というか特性として「口が悪い」というのがあり、それに起因して他の部員と揉めてしまうということが何度かありました。これについては、本当に申し訳なく思います。
 後者については、大体は部員の要望通りに書類やメールを出し、要望を叶えることができたので、その点については良かったと思います。しかしながら、一部他団体や大学当局との調整不足、調整ミスがあり、作業日程を変えてもらったりするなど、部員に余計な負担を強いてしまった部分がありました。来年については、動き出しを早くし、十分な調整を行い、部員が思った通りの日程で作業をできるようにしてもらいたいと思います。
 ところで、私の任期中には、例年の代表業務+αの仕事が多くありました。東北大学基金の設立・運用、メディア取材、交流会運営、外部での講演会です。
 東北大学基金の設立・運用については、第44回大会の結果をテレビ放送前に知っていた東北大学基金・校友事業室の方から学生支援課を通じて打診があり、テレビ放送終了直後から募金が開始できるように様々な事務作業を行っておりました。おかげさまでこれまでに200万円以上のご支援をいただき、これも部の記録向上の一端になっております。本当にありがとうございます。
 メディア取材については、やはり第44回大会での優勝の反響が大きかったなと思います。河北新報さんやネットメディアのライターさん、学生広報さんなど様々な取材を受けてきました。各班の作業内容をある程度頭に入れておく必要があるので、部全体の動きを把握する助けにもなりました。本当に良い経験です。
 交流会運営については、秋期交流会でたまたま自分が運営権を引いてしまい、春期交流会を運営することになってしまいました。自分で引いてしまった以上は自分でやりきろうと思い、他の部員の手助けをもらいつつほとんど自分1人で運営を行いました。部員には迷惑をかける部分が多々ありましたが、それでも無事に開催できたので本当に良かったです。
 外部での講演会については、筑波海軍航空隊記念館の学芸員の方から直々にオファーのお手紙をいただき、実現しました。部の活動を外部の方々に知っていただく良い機会だったと思います。
 これらの活動は、「鳥人間を広める、知ってもらう、盛り上げる」という就任当初にはなかった目標に基づいたものです。その一端を担えたのであれば嬉しいですし、今後も是非ともこういった活動は続けてほしいと思います。
 以上がこの1年間の代表業務の総括になります。駄文ではありましたが、お読みいただきありがとうございました。繰り返しにはなりますが、この1年間応援いただき、本当にありがとうございました。また、これから先の後輩たちの活動への応援も、よろしくお願いいたします。

Windnauts23代全体代表 川人崇央


 お久しぶりです、2023年度の全体設計を担当しました小川です。まずここで一つ謝罪しなければいけないことがありまして、それはTFの実施報告をサボっていたことです。申し訳ありませんでした。軽く報告すると、5/10(1stGTF)、5/13(2ndGTF)、5/17(3rdGTF)、5/19(4thGTF)、5/25(5thGTF)、5/27(1stKTF)、5/31(6thGTF)、6/4(7thGTF)、6/18(2ndKTF)、6/21(8thGTF)、6/25(3rdKTF)、6/27(9thGTF)、7/2(4thKTF)、7/8(5thKTF)もの計14回のTFを行いました。内訳としては、走行試験は累計25回(内3回は24代Pを乗せて)、飛行試験は累計114回(未浮上含む)でした。これほどまでに多くの回数を無理のない頻度で行うことができたのはやはり早期ロールアウトのおかげだと思っています。 GTFでは余裕を持って悪天候を避けることができたので、運用もしやすかったと思います。ただ一方で KTFでは天候に嫌われることが多く、1stKTFでは強風により途中で撤収、雨風で2週連続で延期した後の2ndKTFでも強風に吹かれ1本しか飛ばせず撤収、3rd4thKTFでは風に恵まれ飛行本数を伸ばせたものの連日の雨により滑走路脇には大きな水たまりがある状態、5thKTFは雨予報が早まりこちらも浮上は1本に留まりました。結局完全な環境でのKTFは行えず、KTFでは飛ばせる時に本数を稼ぐ重要性がわかりました。
 TFについてはこのくらいにして、鳥コン本番ですが、急遽土曜最終番機から日曜一番機に変更となり、良いコンディションの中、今年のWindnautsの機体「聯」は非常によく飛んでくれました。ボートマンとして飛行の一部始終を見届けられたのは幸せでした。またパイロットも長時間ペダルを漕いで全力を出し切れる機体を作れたこと、そしてパイロットに怪我なく終わったことは一設計者として誇りに思います。今年1年現役部員、OBの皆さん、応援して頂いた皆様のおかげで、プロジェクト「聯」は無事終了しました。本当にありがとうございました。来年24代の子達は今年の出来事を通して、更に成長したWindnautsの姿をお見せできると思いますので、ぜひ皆さん、これからもWindnautsへの応援よろしくお願いします。

Windnauts23代全体設計 小川和希


 こんにちは、Windnauts 23代パイロットの岩田大地です。日頃より応援ありがとうございます。先日の鳥人間コンテストでは、42837.78mの記録で、目標であった学生記録を更新することができました。嬉しい気持ちも大きいですが、安堵感の方が大きいのが正直な感想です。部員が寝る間も惜しんで製作した美しい機体を長い時間飛ばすことができたことは、本当に嬉しく思っています。
 私は、2年生からの入部でした。1年前、途中入部で力もない私を、パイロットにするしかなかった同期は不安だったと思います。私が制作側であれば不安です笑。しかし、同期は私にそんなことを感じさせませんでした。いつも自分をフォローしてくれる仲間は心強かったですし、その分まで頑張ろうと思えました。
 鳥人間コンテスト本番はそんな部員たちに恩返ししたい気持ちでした。思いが大きい分スタート直前は緊張と興奮でいっぱいでした。しかし、いざ離陸してみると、緊張はなくなり純粋に空を飛んでいることに感動しました。飛ぶことに感動できるのも素晴らしい性能の機体のおかげです。他の大学のパイロットたちもWindnauts の機体に乗ってみたいと思うはずです。そんな余裕があった序盤でしたが、中盤以降はきつい時間が続きました。暑さと筋肉の疲労からやめたいと思う時間帯もありましたが、部員の思いや費やした時間を考えると足は止まりませんでした。着水後にフライト後に部員みんなに抱きしめられたことは最高の思い出です。
 このような結果を残すことができたのも、日頃からご支援、ご協力していただいている皆様のおかげです。ありがとうございます。今度ともWindnauts を応援していただけると幸いです。

Windnauts23代パイロット 岩田大地
| 管理 | comments (0) | trackback (0) | Topics |
1stKTFについて
お世話になっております。23代広報の唐橋と申します。
5月27日(土)明朝に角田滑空場にて第1回目のテストフライトを行いました。
走行試験1本、飛行試験8本を行い、TF後半では飛行試験中にパイロットのラダー操作が見れ、部員が盛り上がった場面もありました。
今回は初のKTFでしたが、天候にも恵まれ、大きな問題もなく終えることができました。
この調子でこれからのTFも無事にこなしていけるように努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いします。

| 管理 | comments (0) | trackback (0) | Topics |
GTFについて
お久しぶりです。23代設計の小川です。本日はTF実施の報告です。
今年はGW中の5/3~4に尾翼調整、5/5に重心測定を行い、ロールアウトしました。本当は5/7からTFを始めたかったのですが、連日の雨の影響で、1stGTFは5/10(水)となりました。(OBさんの証言によるとあの2008年よりTF開始が早いだとか...。今年の班員は本当によく頑張って制作してくれたと思います。)1stGTFの内容としては、走行試験3本と重心調整を目的とした飛行試験2本を行い、飛行試験では1本目から浮揚を確認できました。例年比でも浮きやすい機体をコンセプトに設計しましたが、まさかここまですぐ浮くとは思ってませんでした...。5/13(土)には2ndGTFを行い、走行試験3本と飛行試験8本を実施しました。土曜日なので、グラウンド撤収を遅くでき、多少横風が吹いている条件下でしたが、たくさん飛行試験ができて良かったです。内容としては、飛行試験の1~5本目で重心調整を行い、5本目で重心が合ったので、6本目からはELE浮上を開始しました。(といっても7,8本目はコンパネから逸れたので飛行していないです。)3rdGTFでは、錘の量を減らして重心調整を終わらせ、本格的にELE制御に取り掛かる予定です。TF映像は歴代のものも含めて順次YouTube(https://www.youtube.com/@windnauts)にアップロードしているので、実際の映像はそちらの方でぜひ御覧ください。では、また次の更新で。

東北大学Windnauts23代 全体設計 小川和希
| 管理 | comments (0) | trackback (0) | Topics |
荷重試験についてのご報告
荷重試験実施しました

 お久しぶりです。23代設計の小川です。今回は荷重試験実施のお知らせです。今年の荷重試験は、3/13〜14に川内体育館で行いました。2日開催なのは20代ぶりにベルト試験を行ったためです。1日目に待機時時1.0Gとベルト飛行時1.0G、1.5G試験を行い、2日目にワイヤー飛行時1.0G、1.5G試験を行いました。結果としましては、どの部品も破損することなく予定通り実施することができました。


待機時1.0Gの様子(おもり掛けた写真がなかった...)。初期上反角が付いてることがわかりますね。


ワイヤー飛行時1.5Gの様子。右翼全体が見えていますが、かなりたわんでいることがわかりますね。


 ただ一点、錘を掛けてたわみを測定すると、構造設計の予想よりも大きくなっていました。これについてはコクピ側フライングワイヤー取り付け部と主翼取り付け部の距離を測定してみると構造設計時の値より短くなっていて、その分ワイヤーに張力がかからず、桁がよりたわんだと考えられます。Windnautsの機体はワイヤー張力と翼桁の破壊ひずみに余裕を持たせることで、ワイヤーの長さを変えて、翼のたわみ(上反角)を調整することができます。具体的に今年の場合はワイヤー張力を150〜160kgf(例年は140〜160kgfであることが殆ど)の幅を持たせることで、150kgfでは主桁の安全率が2、160kgfではワイヤーの安全率が2となり、この範囲であれば翼構造全体として安全率2を満たしていることになります。試験後に構造設計シートの値を修正してみたところ、約158kgfでのたわみが試験時のたわみとほぼ一致しました。とりあえずは150〜160kgfの間に収まっていてよかったですが、やはりワイヤーが長くワイヤー張力が予想より小さくなったために、たわみが大きくなったと結論づけてよさそうです。今後はこのようなことがないように後輩指導にも注力したいですね。
 最後に、この荷重試験の成功は、精度良く制作してくれた現役部員、試験に駆けつけていただいたOBさん方のご協力があってこそです。この場を借りて感謝申し上げます。
| 管理 | comments (0) | trackback (0) | Topics |
Boeing社への結果報告について
皆様おひさしぶりでございます。22代の設計をしておりました狩野です。
時間の流れは早いもので、去年の鳥人間コンテストからもうすぐ半年ですね。
23代の機体は着々と完成に近づいており、頼もしく感じるばかりです。

さて、東北大学はBoeing社が展開する教育プログラムBoeing Higher Education Programに参加しており、我々Windnautsの活動も支援していただいております。
そして、昨日16日にBoeing Japan 社長の Will Shaffer 氏、およびボーイング・リサーチ&テクノロジー(BR&T)チームを東北大学にお招きし、自分たちの1年間の活動について報告させていただきました。

発表で使用した資料は添付していますので、興味のある方はぜひご覧ください。

23代は書類を提出し、いよいよ各種試験に臨んでいくことになります。
今後ともWindnautsの応援よろしくお願い致します。


| 管理 | comments (0) | trackback (0) | Topics |
このページの先頭へ