平日であるにもかかわらず、7月1日の午前4時に、なぞの角田探検隊のメンバー4人は、名取市に住んでいる隊長のアパートに集合し、今回の目的地である角田市に隊長の愛車トレノで向かっていた。 仙台市から角田市までは、事前の調査では、車で1時間ほどという話であったが、なぜか隊長の車は30分ほどでついてしまった・・・そして、なぜか結構恐かったような気もする・・・降りたときは安心したような気もする・・・ 今回の私たちに命じられた任務は、角田市の阿武隈川の岸に存在するといわれている「まぼろしの角田滑空場」を発見することであった。この角田滑空場、事前に、隊長じきじきに2回もの調査を行っているのにも関わらず、発見できず、地元住民さえもその存在を知らない、まさに”まぼろし・・・”と言うにふさわしい滑空場なのでした。 |
滑空場へ通じると思われる、阿武隈川沿いの道を、隊長の愛車トレノは突き進んでいきました。 |
ようやく、阿武隈川の土手に辿り着くことができました。 しかし、私たちの目の前に見えたのは、増水している阿武隈川と畑と荒れ地のみでした。 |
とりあえず、事前に手に入れた地図を元に、なぞの角田滑空場を探す探検隊のメンバー。しかし、目下に広がるのは、畑と荒れ地のみ・・・と思われたのですが、 |
一個の小さな”建設省”と書かれている看板を見つけました。 そこには、”ヘリポート・・・”と書かれていました。 「これがまぼろしの角田滑空場だぁ!!!(←G隊員の心の叫び) ついに私たちは、今までまぼろしと言われていた「角田滑空場」を発見することができました!(左上の写真の長細い池みたいなところ・・・) それは、わたしたちの滑空場の先入観を逸脱するようなものでした。見た目は”池”そのものであり、カモまでもが泳いでおり、たまに魚が飛び跳ねていました・・・ おそるべし角田市・・・あなどれん角田市・・・ |
土手の上から、撮った写真。長細く水が溜まっているところが「角田滑空場」です。 |
現在、宮城県または隣県で人力飛行機の試験飛行に使わせていただけるような場所を調査中です!!! |
〈 作業報告 〉
最終更新日 :1999年7月4日 |
作成者: 青木 太助 |