第22回大会出場機 「98政宗」

(記録 44.41[m] 28機中17位)

 

大会当日の待機中の「98政宗」

滑空機ではあるが、主翼に飛行張線がつけられている(しかし、これがいろいろな問題を引き起こすとは…)。
主翼のCFRPパイプを昨年のものから一新、主翼の桁だけで15kg(97政宗)→ 10kgまで軽量化に成功。

 

フレームがフルカーボン製になったコックピット

「97政宗」ではアルミパイプで作っていたコクピットのフレームを、すべてCFRP製のパイプに代え小型化。
結果、11.5kg → 7.9kg(胴体ビーム含む)の軽量化に成功。
胴体ビームは、財政上の問題から昨年のものを使いまわすことに、この部分もきちっと計算したものを用いれば、あと1kgは軽量化できる。

 

 

昨年に比べかなり軽量化された主翼−胴体ビーム接合部

プロペラ機がよく使用しているタイプの接合部。主翼と胴体ビームが完全に分かれる。

穴の位置ずらすことで、微調節が可能のはずでしたが…

 

コクピットにフェアリングをつけた状態

空気抵抗削減のため?に胴体ブームの先端にサメくんがつけられた

効果があったかは不明。

 

機体緒言

 

翼  幅

20.0 [m]

面  積

23.4 [m2]

M A C

1.22

テーパー比

0.45

迎  角

5.0 [deg]

アスペクト比

17.0

翼 型

DAE-11

面 積

3.0 [m2]

取 付 角

-3.9 [deg]

取 付 位 置

4.5 [m]

翼 型

NACA0009

取 付 位 置

4.6 [m]

面 積

1.35 [m2]

取 付 角

0 [deg]

翼 型

NACA0009

 

揚 抗 比

34.3

飛 行 速 度

7.4 [m/s]

機 体 重 量

32 [kgf]

 

パイロット重量

53 [kgf]

 

総 重 量

85 [kgf]

 

完成重量

主 翼

17.7 [kgf] (−12%

胴体ビーム・コクピット

7.9 [kgf] (−31%

水 平・垂 直 尾 翼

2.43 [kgf] (+3%

フ ェ ア リ ン グ

0.74 [kgf] (−38%

ウ ィ ン グ レ ッ ト

0.22 [kgf] (昨年なし)

機 体 総 重 量

29.0 [kgf] (−18%

 ( )内は、昨年の「97政宗」との比をあらわしています。

図面

 

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最終更新日 :1999年4月9日

作成者: 青木 太助