[ 7月19日 試験飛行・助走練習 ]

7月19日は試験飛行と助走の練習を行いました。場所は東北大の川内キャンパスのグランドで行いましたが、早朝でないと場所が取れないので、昨年と同様、AM4:00より開始となりました。この時間は7月と言えども、真っ暗です。暗いうちに、機体をグランドに運び試験飛行をしました。

 

 

AM4:00、準備開始です。

主翼のフィルムは、ちょっとぶつけただけですぐに破けてしまうので、運ぶときは細心の注意を払います。特に、作業場の出入り口は狭いので要注意です。

5つに分割してある主翼を連結します。

連結した主翼と水平尾翼です。主翼のスパンは20mあります。

完全にくみ上げるとこのようになります。

全員集まったところで、ミーティングとなります。

 

OBの方々も見にきてくださいました。

若手のひも引張り隊が5人ほど集められます。

機体が浮くようになってきて調子が載ってきたとき、なんと、試験飛行中に垂直尾翼が接合部から落ちるというハプニングが起こりました。(原因は接着ミスでした。)
機体はバランスを崩して大きく旋回してしまい、

主翼保持の1人が、見事に頭を主翼の前縁に当ててしまい、その部分がへこんでしまいました。

試験飛行をすると必ず何かが壊れます…

そういったことを繰り返すうちに、機体の精度がどんどん悪くなっていくような気がします…

続行不可能となり、本日の試験飛行は終了となりました。

次の日も試験飛行を予定しているので、その直後から炎の修理作業をしなければなりません。

撤収の模様です。作業場の廊下は狭く、主翼や胴体やらがごったがいしています。

 

修理の模様です。こわれた前縁を取り替えます。

昨年に引き続き、今年もパイロットのダイシンです。

 

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最終更新日 :1999年4月9日

作成者: 青木 太助