[ 4月 自作CFRPの4点曲げ試験 ]

WINDNAUTSでは、97年末から、経費削減のためCFRPの板およびパイプを自作するようになりました。しかし、私たちの作ったCFRPがどれほどの強度・剛性が出ているのか、もし外注したものに比べかなり品質が落ちるようなら、いくら安いと言ってもあまり意味が無くなるのではないか?といった問題があったため、自作CFRP板の4点曲げ試験を行いました。

 

 

試験には、上の写真の装置を用いました。

CFRPの板の上面と下面に一枚ずつひずみゲージをはり、4点曲げの治具の上に載せ、XYプロッターを用いて、ロードセルからの荷重のデータとひずみゲージからのひずみのデータを記録しました。

徐々に荷重を増していったときの変形の模様の写真です。

最後の写真のところで、CFRP板の上の層がはく離しました。

ちょっと見づらいのですが、写真からも板の上面の層が浮き上がっているのがわかります。

 

この試験から私たちの自作CFRPは、メーカの資料と比べても対して劣らないということがわかり、そのまま自作CFRPを利用していくことになりました。

 

 

データおよび結果は後ほど載せます。

 

[ 4月 自作CFRPの4点曲げ試験 ] [ 4月〜5月 ] [ 6月17日 荷重試験 ]

[ 7月19日 試験飛行・助走練習 ] [ 7月20日 試験飛行 ]

[ 7月25日 試験飛行・助走練習 ] [ 7月31・8月1日 第22回鳥人間コンテスト ]

HOME

 

最終更新日 :1999年4月9日

作成者: 青木 太助