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2021年度始動のご挨拶
皆様初めまして。このたび2021年度広報の担当となりました長谷川と申します。一年間どうぞよろしくお願い致します。

2021年度最初の更新として、代表、全体設計、そして今年はまだパイロットが決まっておりませんのでパイロット候補の方々から2021年度始動にあたり、決意表明を頂きました。どうぞお読みください。

<21代代表>
初めまして。2021年度の代表を務める内藤晃史と申します。
今年度も東北大学Windnautsの日々の活動に際して、支援をしてくださった皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

本年度は残念なことに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い「鳥人間コンテスト」が開催されませんでした。どうしようもないこととはいえ、非常に無念でなりません。
依然として新型コロナウイルスによる影響は続いており、作業場での作業再開の目処はまだ立っていません。現在は屋外でできる少人数の活動や自宅でできる作業を中心に何とか作業を進めています。早く感染が収まらないものかと日々願うばかりです。

そうこうしているうちに、オンラインでの代替わりから早くも約1か月が経過しました。当初は代替わりの実感というものが正直感じられませんでしたが、顧問の先生をはじめとする関係各所に代替わりの挨拶をさせていただいたり、様々な書類の作成、月例会の進行役を行ったりしていく中で、我々はすでに代替わりをしたのだという事実、そして自分が代表であるという実感、同時に代表としての責任の重大さというのをひしひしと感じているところであります。

そして先日、我々21代の“執行代としての第一歩”として、今年度のチーム目標を決定しました。その目標とは「学生記録奪還」です。
実はこの目標は先代の20代の先輩方が決められたチーム目標と全く同じであります。目標の通り、次の大会にて学生記録を奪還・更新することを目指していく一方で「先代の20代の想いも決して無駄にしない」といった決意も込めて、あえて同じ目標を掲げることにしました。
とはいえこの目標は「先輩方のものを真似した(パクった)目標」ではなく、「あくまで自分たちが決めた目標」です。先輩方の想いも引き継ぐと同時に、21代なりの“チームカラー”を出し切れるような機体作成・活動をしていく所存であります。

これからは今までとは違い、新たな環境下での活動を強いられることとなるでしょう。しかし我々執行代の21代を中心に、チーム目標を達成すべく今できること1つ1つに全力で取り組み、(ソーシャルディスタンスを保ちながら)チーム一丸となって作業に励んでいきたいと思います。私も新代表として、この1年で感じた反省点を基により多くの部員が満足できるような部活環境づくりに勤しんでまいりたいと思います。
関係各所の皆様、本年度も東北大学ウィンドノーツをよろしくお願いします。

内藤晃史


<21代全体設計>
はじめまして、2021年度Windnauts全体設計を務めさせていただきます、上野と申します。よろしくお願いいたします。

無念の幕引きではありましたが20代の先輩方が引退され、21代が始動しました。しかし未だ作業場での活動再開の目処は立たず、しばらくの間は屋外や自宅での作業が続くかと思われます。機体製作、運営、22代への引き継ぎ等々早くも課題が山積みで前途多難ではありますが、皆様に華麗に空を飛ぶWindnautsをお目にかけられるよう、全身全霊をかけて活動していきたいと思います。

さて、2021年度の機体は2020年機「燦」を一部流用して製作する予定です。せっかく機体が残っているのだから、この状況を有効活用して例年では出来ないこと(大幅な時間確保)をしようとこの判断を下しました。そもそも製作を出来ないという状況のせいで機体の製作時間が短いというアドバンテージが無くなってきていますが、めげずに早期ロールアウト(3月中旬~下旬)を目指して努力していきます。

例年通りであれば桁焼きや破壊試験を行っていると考えると、冷房の効いた部屋に引きこもっている現状が不思議でなりません。機体の流用の件もそうですが、全体設計として逆境を良い機会と捉え、この状況だからこそ出来る運営をしていきたいと思います。何かとイレギュラーなことが多いと予想されますが、応援の程どうかよろしくお願いいたします。

2021年度全体設計 上野 直哉


<21代パイロット候補  1人目>
 お初にお目にかかります。2021年度パイロット候補の中の1人の高田一輝と申します。例年であれば、8月末の現時点で次年度のパイロットは決まっているはずでしたが、コロナ禍による活動休止を受けて、決定が保留となっている状態です。
2019年の夏にパイロット候補になってから、20代パイロットである釼持先輩に指導していただきつつトレーニングに励んで参りました。釼持先輩が大変な努力をしている姿を近くで見ていただけに、今年度の鳥コンが中止になってしまい、琵琶湖で機体を飛ばすことができなかったことが残念でなりません。
また、今年4月から全面的に課外活動が制限され、それに伴いサークル棟も閉鎖されてしまい、さらには慣れないオンライン授業に忙殺され、満足にトレーニングができない状況におかれていました。
今後、活動が段階的に解禁されていく中で、パイロットに選ばれたなら前にも増してトレーニングに励み、責務を全力で果たすことで、選ばれなかったらパイロットのサポートと製作に徹することで、自分なりにチームに貢献していこうという所存です。
20代の先輩達から、学生記録奪還という目標と燦の機体を引き継いで、来年度に向けて頑張って参ります。今後とも、皆様方のご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします。


<21代パイロット候補  2人目>
皆様はじめまして。21代のパイロット候補の久保陸と申します。現在、休校措置を受けてパイロット決めが延期され、鳥人間コンテスト自体も中止となり、我々の代の機体は20代の「燦」をベースに作るという、これまでに類を見ないイレギュラーかな状況が続いております。「燦」が悠々と飛ぶ姿を見るのが叶わなかったことはこれまで取り組んできた日々の活動やそれを支えてくださった多くの方々、そして何より製作の中心だった20代の先輩方のお気持ちを考えると、痛恨の極みであります。先輩方の意志を受け継ぎ、「燦」の機体で学生記録を取り戻してこの悔しさを晴らすべく、21代一同、最善策を模索しているところです。

 また、休校によりエルゴを使ったトレーニングも出来なくなり、自転車を用いた実走形式のトレーニングを導入、継続してきました。すると初めて見えてきたものがたくさんありました。敢えて長い道のりや険しい峠道を人力で乗り越える中で、何故人力で飛ぼうとするのかということを僭越ながら垣間見たように思います。そしてこれまでのトレーニングで鍛えてはいましたが、上には上がいて自分はまだまだ井の中の蛙に過ぎず、琵琶湖の空を制するには一流のレーサーをも凌ぐほどの力と、そこまで至る方法やノウハウを得て次に伝えることが必要であると実感しました。たとえ選ばれなかったとしても、自分の経験を託すことができれば本望であります。

 休校期間に全く違う視点に立つことで得られた貴重な経験を活かし、釼持先輩が残してくださった資料と思いを胸に、今後はさらなる飛躍を図りパイロット選考に臨む所存であります。末筆ではありますが、これからもWindnautsをよろしくお願いします。


以上、決意表明でした。
今年は例年とは異なる部分がたくさんある中での活動になるかと思われますが、改めて東北大学人力飛行部 Windnautsの応援をよろしくお願い致します。


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