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接合試験のご報告
皆様こんにちは。最近は作業進捗が思わしくなくて夜しか眠れない翼班のハン・チョウです。先月22日に第一回接合試験を行いました。天候の関係で急な日程変更をしましたが、現役生、OBの方々のご協力もあり、円滑に行うことができました。作業場内で見ている時はバラバラな翼が接合されたのを見るのは感慨深いものがありました。現在は二次構造を進めているところなのであと2ヶ月ほどで完成する予定です。これからも頑張ります。                               
最後になりましたが、今回の接合試験を行うにあたり現役生、OB、OGの方々の協力がなければできませんでした。本当にありがとうございました。

2020年度翼班 ハン・チョウ

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荷重試験を実施しました
お久しぶりです。設計の岡本です。僕にとっては激動の2月が終わりました。

上旬には鳥人間コンテスト提出書類の作成に追われていました。今までのWindnauts機とは少しだけ違う“燦”の特徴を伝えられるものになったかと思います。三面図を見せちゃいます。パイロットの剱持が考えてくれたポエムが決まってますね。


下旬には荷重試験を準備し、2月27・28日に実施しました。

フライングワイヤ機のチームの方には当然で、滑空機・片持ち翼機のチームの方にとっては意外かもしれませんが、翼付け根のあたりでは飛行時よりも地上静止時のほうが大きな曲げ負荷がかかります。とくに、中央翼桁を切断して斜めに接続する翼根上反角を採用している我々にとっては、ここの強度が保証されていることは重要です。
ということで、Windnautsではまず地上静止時を模擬して主翼に自重分の錘を吊るし、そのあとで機体を上下反転させて1G(水平飛行)、1.5G(発進引き起こし・突風荷重など)の飛行時を模擬して揚力分の錘を吊るします。また、飛行時については、フライングワイヤ長さの左右差をキャンセルするため、両翼ワイヤをベルトで繋げて中央取付部で滑るようにする「ベルト飛行時」の試験もおこなっています。

当日27日は地上静止時の試験を問題なく実施しましたが、そのあとで飛行時試験に必要なフライングワイヤ長さの算定に間違いがあったことが判明し、27日に実施予定だったベルト飛行時試験を翌28日に持ち越しました。これは僕の落ち度であって、極めて危険な事態でした。以後の実飛行では再発しないようにします。



待機時試験。翼根上反角が美しいですね。


飛行時1.5G。翼なかほどでは最大の負荷がかかり、大きくたわみます。

 結果として、すべての試験で構造が破壊することはなく、運用に耐える強度を有する安全な機体であることが確認できました。たわみは理論値よりも若干小さい(安全側といえる)こと、左右で大きくない差があることがわかりました。これらはワイヤ長さ誤差や主桁製作誤差などによると考えていますが、無視してもよい水準のものだと判断しています。

 とくに長時間はしごリフトの上で機体を支持していたふたりの部員、参加してくれたすべての現役とOBの方々、そしてここまで機体を製作した翼・コクピ班の皆さんに感謝しています。

 3月に入り、ロールアウト・飛行試験に向けて各班の製作は進んでいます。その裏で僕とパイロットの剱持は操縦、鳥コンでの戦略・進路決定・航法についての検討に着手し、過去の偉大なパイロットにもお越しいただいて話を聞くなどしました。飛行機を安全に造って運用し、そして目標を達成するフライトができるよう、これから全力で取り組みます。

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進捗報告・コックピット班
皆様こんにちは。二十代コックピット班班長の田中です。
F班の班長も田中ですが別人です。
今年のコックピット班は2年生3人1年生3人の6人で作業してます。今年のコクピ班は全体設計が1人、パイロット志望が2人います。コクピ班ってパイロット、全体設計多いですよね。なんででしょう…

それはさておき、代替わりから年末までの進捗報告をさせていただきたいと思います。
夏休み後から中央翼の試作(TP)、本番の中央翼の制作を行い、年末には大相貫を行いました。

中央翼の試作では例年とパーツを変えた部分があり、荷重試験をして、問題が無ければ本番用でも取り入れる予定でしたが、スケジュール上、荷重試験ができなかった為、年明けに荷重試験をする予定です。

大相貫は桁と桁を相貫して、つなぎ合わせ、機体のフレームを作るものです。
途中体調不良で戦線離脱し班のみんなに迷惑かけましたが、無事終わりました。
大相貫が終わって持ち上げてみるとコクピが組み上がってなんだかコクピ班の仕事がもう終わったような気分です。

次は荷重試験に向けて、CWのマウント、フライングワイヤーのマウントなどを作っていく予定です。今年も気を緩めすぎず頑張って行きたいと思います。

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進捗報告・フェアリング班
皆様こんにちは。二十代フェアリング班長の田中です。12月になってから途端に冷えこんできてましたね。早いものでもう2020年です。作業がひと段落したら秋保温泉にでも行きたいです。

フェアリング班は現在、変わらず2年2人、1年2人の計4人で活動をしています。
8月9月の作業練習も終わり10月からついにTF用パーツの作成に取り組み始めました。
進捗としてはノーズ下、ドア、船底と主にフェアリングの底および胴体のパーツの作成が終了しました。12月後半からは天井と窓やドアなどの各種フレームの作成に取り組んでいます。残るTF用のパーツはフェアリングの前部であるノーズ及び後部側のパーツとなりました。



1年生がかなり意欲的で、製作のほうは最初は雑だったり粗があったとしても、回数を重ねるごとにみるみるうまくなっていくのを見てとても驚きます。また、作成の速度が速いため進捗としても非常に助けられています。本番用作成の頃にはどこまで成長するのだろうかと楽しみです。
進捗は例年通りですが、今年はロールアウトが早まるため少し遅れを取っている状況です。桁焼きもピークを過ぎたところなので遅れを取り戻せるよう、これからの製作に努めていきます。
最後になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。今後も何卒よろしくお願いします。

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進捗報告・電装班
電装班 年末時点での進捗報告

どうもこんにちは。電装班班長の熊倉と申します。
 現在電装班は昨年の汚名返上を狙う2年生が2人、やる気に満ち満ちた1年生が2人、それぞれが目標を持って活動しています。
 新体制がスタートしてからは、主に練習用の回転数計の作成とシステムの構想を行いました。また、mbedを使ったプログラミングの練習をしたりもしています。ですがここ最近は迫りくる大学のレポートや桁焼きの影響もあってか、特に2年生は集中して班作業に取り組めていないのが現状です。
 今回は、そんな2年生が悲鳴を上げている間に優秀な1年生が作ってくれたものを紹介したいと思います。

なんと、ログ解析のソフトウェアです!
今までログデータは数字の羅列で視覚的に分かりにくいという問題があったのですが、これによって特に舵角・姿勢角が可視化され、非常にわかりやすくなっていると思います。

 今後の予定ですが、4月までにほぼ全ての計器とプログラムの完成を目指して作業を進めていきます。仕様で昨年と大きく変えるつもりなのは計器の取り付け位置と、表示系統です。安定した動作・わかりやすくて見やすい表示となることを目指し、電装班の価値や信頼を獲得できるように力を入れていきます。

2020年度電装班パートリーダー 熊倉航太

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