今日は2012年3月11日。忘れもしないあの日から1年が経ちました。
1年という長さは、人それぞれ感じ方は違うでしょうが、個人的には1年経ったことが信じられません。
当時は、荷重試験終了5日後で多くの部員が作業場で活動中でした。そんなときに地震が発生し、非常に強く、長い揺れに見舞われ、いつ終わるともしれない地震から部員全員が機体を守ることに必死でした。あの時の光景は目に焼き付いています。
幸いにも部員には人的な被害はありませんでしたが、引っ越しをしなければいけなくなった部員もいました。
当時のことを思い出すと、今こうして生活できることが信じられません。しかし、今なお、慣れない場所で不自由な生活を送っている方々のことを思うと胸が痛みます。
私自身地元出身者ということもあり、震災後沿岸部の名取市閖上地区に行ったときに、見慣れた街が跡形もなく破壊された光景を目にした時の衝撃と悲しみは忘れられません。そしてそこに職場があった友人、住んでいた親戚とはもう二度と会うことができなくなりました。
あまりにも多くのものを失った3月11日。
仲間の大切さを知った3月11日。
価値観が変わった3月11日。
人の優しさを感じた3月11日。
様々な教訓を得た3月11日。
全てが変わった3月11日…
私たちは1年前に経験したことを忘れることはありませんし、決して忘れてはいけないと思います。この宮城の地で地震を体験した者として、経験と教訓を伝えていかなければなりません。
そして、東北のみなさま・応援してくださるみなさまに、琵琶湖に舞う東北大学Windnautsの翼をお見せすることで、少しでも元気をお分けすることができればと思います。苦難を乗り越えたチームだからこそ、それができると信じています。
最後に東日本大震災で亡くなられた方々に部員を代表して心より哀悼の意を表します。
また、被害を受けられた地域・方々の生活、そして産業の復旧・復興が一刻も早く進むことをお祈りします。
2012年3月11日
Windnauts 2012年度代表
郷内 稔也
1年という長さは、人それぞれ感じ方は違うでしょうが、個人的には1年経ったことが信じられません。
当時は、荷重試験終了5日後で多くの部員が作業場で活動中でした。そんなときに地震が発生し、非常に強く、長い揺れに見舞われ、いつ終わるともしれない地震から部員全員が機体を守ることに必死でした。あの時の光景は目に焼き付いています。
幸いにも部員には人的な被害はありませんでしたが、引っ越しをしなければいけなくなった部員もいました。
当時のことを思い出すと、今こうして生活できることが信じられません。しかし、今なお、慣れない場所で不自由な生活を送っている方々のことを思うと胸が痛みます。
私自身地元出身者ということもあり、震災後沿岸部の名取市閖上地区に行ったときに、見慣れた街が跡形もなく破壊された光景を目にした時の衝撃と悲しみは忘れられません。そしてそこに職場があった友人、住んでいた親戚とはもう二度と会うことができなくなりました。
あまりにも多くのものを失った3月11日。
仲間の大切さを知った3月11日。
価値観が変わった3月11日。
人の優しさを感じた3月11日。
様々な教訓を得た3月11日。
全てが変わった3月11日…
私たちは1年前に経験したことを忘れることはありませんし、決して忘れてはいけないと思います。この宮城の地で地震を体験した者として、経験と教訓を伝えていかなければなりません。
そして、東北のみなさま・応援してくださるみなさまに、琵琶湖に舞う東北大学Windnautsの翼をお見せすることで、少しでも元気をお分けすることができればと思います。苦難を乗り越えたチームだからこそ、それができると信じています。
最後に東日本大震災で亡くなられた方々に部員を代表して心より哀悼の意を表します。
また、被害を受けられた地域・方々の生活、そして産業の復旧・復興が一刻も早く進むことをお祈りします。
2012年3月11日
Windnauts 2012年度代表
郷内 稔也
2012,03,11 Sun 14:46
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